心の整えかた(前)(2015/03/25)
PHP(No.799)の特集は「すっきりと生きる心の整えかた」というものです。そして副題には、「些細なことで心が乱れる。そんな日々に『サヨナラ』してみませんか」とある。
日々の生活の中で、誰しも突然心を乱されそうなことによく遭遇しますね。もうずいぶん昔になりましたが、私は「携帯電話を失くした(後で出てきたのだが)」と思った時が、まさにそのような状況だったんです。そのような時にどのように対処していけばいいのか、何人かの識者がそれぞれの立場で、考え方や対処方法を紹介しています。
佐々木かをり(株イーウーマン代表取締役社長)さんは、心を切り替えるにはまず自分を客観的に見ること、「私がここでどんな態度をとったら美しいのだろうか」と、自分の言動をチェックしてみることだと言います。相手からの批判は受け止め、言い訳はしない。同じ土俵で戦わない。反論したいなあ、本当のことを語りたいと思っても、黙って自分の信念と志に基づき、引き続いてよい仕事や、もっと良い生き方をし続けるようにと、自らを律することにしているそうです。
確かにそうかもしれませんね。言いたいことは山ほどあって、そして非が相手にあるようなときにも「ぐっと我慢して」、同じ土俵で戦わないことは重要かと思います。「わかってくれる人はわかっている」と腹をくくることも必要な気もします。
さて具体的な対処法ですが、佐々木さんは物理的にマイナスエネルギーを外に出すこと、手や足を組んでいたら外す、手のひらを握っていたら開く、歯を食いしばっていたら口を柔らかく、そして手をブルブルと振って、指先から悪い「気」を体の外に出す、大きく息を吐いてみるようにしていると話されています。すなわち頭を抱え込んで部屋の中で悶々とじっとしているより、まず外に出て体を動かすことを薦めています。
二つ目は時計を見る。そして「あと何分間怒っていようかな」とか、「あと三十分間くらいは泣こうかな」などと、「落ち込む時間」や「怒っている時間」のことを考えてみる。その瞬間にはもう、ちょっと可笑しいと思えるし、気持ちの切り替えが少しできている。
そしてまた心を切り替えられるための「もの」を普段から用意しておく。これがあれば元気になれるという曲や映画、食べ物などを事前に身の回りにおいておくのだそうです。
何か新たな行動を起こせば、その前の出来事をおのずと印象が薄れる。嫌な出来事のスイッチをオフにして、別のスウィッチをオンにする。外に出て、次の行動を起こす。スイッチを切り替えることは心を整えることでもあるのですね。
要するに気分転換の出来ること、ものを普段から用意しておくということです。
大原千鶴さん(料理研究家)も、似たような対処法をとっておられます。
人生の中でいろいろ起こってくる事柄に対して、大きな事柄ほど一旦他人事のように見て見る、という方法をとっているようです。細々とした人間関係にも「そうなんや~」とそれ以上に入りこまない。人間、なくて七癖。年をとればなおさらです。いいところも悪いところも脚色なくそのまま。人も自分もそのままみる。そうできるようになってから、生きるのがずいぶん楽になりました、と。
ただ「そうなんや」と、それ以上いりこまないということは大切ですね。淡々とあっさりの方が長続きするようです。そして「人も自分もそのままみる」ということは大切ですが、これは本当は難しいことです。
また大原さんはその他のモヤモヤ解消法として、ランニングをする、畑に行く、少し手の込んだ料理を作る、ジグソーパズルをする、写経をする、など挙げています。要するに気分転換のために、ちょっと面倒くさそうなものに気持ちを込めて取り掛かるということです。
日々の生活の中で、誰しも突然心を乱されそうなことによく遭遇しますね。もうずいぶん昔になりましたが、私は「携帯電話を失くした(後で出てきたのだが)」と思った時が、まさにそのような状況だったんです。そのような時にどのように対処していけばいいのか、何人かの識者がそれぞれの立場で、考え方や対処方法を紹介しています。
佐々木かをり(株イーウーマン代表取締役社長)さんは、心を切り替えるにはまず自分を客観的に見ること、「私がここでどんな態度をとったら美しいのだろうか」と、自分の言動をチェックしてみることだと言います。相手からの批判は受け止め、言い訳はしない。同じ土俵で戦わない。反論したいなあ、本当のことを語りたいと思っても、黙って自分の信念と志に基づき、引き続いてよい仕事や、もっと良い生き方をし続けるようにと、自らを律することにしているそうです。
確かにそうかもしれませんね。言いたいことは山ほどあって、そして非が相手にあるようなときにも「ぐっと我慢して」、同じ土俵で戦わないことは重要かと思います。「わかってくれる人はわかっている」と腹をくくることも必要な気もします。
さて具体的な対処法ですが、佐々木さんは物理的にマイナスエネルギーを外に出すこと、手や足を組んでいたら外す、手のひらを握っていたら開く、歯を食いしばっていたら口を柔らかく、そして手をブルブルと振って、指先から悪い「気」を体の外に出す、大きく息を吐いてみるようにしていると話されています。すなわち頭を抱え込んで部屋の中で悶々とじっとしているより、まず外に出て体を動かすことを薦めています。
二つ目は時計を見る。そして「あと何分間怒っていようかな」とか、「あと三十分間くらいは泣こうかな」などと、「落ち込む時間」や「怒っている時間」のことを考えてみる。その瞬間にはもう、ちょっと可笑しいと思えるし、気持ちの切り替えが少しできている。
そしてまた心を切り替えられるための「もの」を普段から用意しておく。これがあれば元気になれるという曲や映画、食べ物などを事前に身の回りにおいておくのだそうです。
何か新たな行動を起こせば、その前の出来事をおのずと印象が薄れる。嫌な出来事のスイッチをオフにして、別のスウィッチをオンにする。外に出て、次の行動を起こす。スイッチを切り替えることは心を整えることでもあるのですね。
要するに気分転換の出来ること、ものを普段から用意しておくということです。
大原千鶴さん(料理研究家)も、似たような対処法をとっておられます。
人生の中でいろいろ起こってくる事柄に対して、大きな事柄ほど一旦他人事のように見て見る、という方法をとっているようです。細々とした人間関係にも「そうなんや~」とそれ以上に入りこまない。人間、なくて七癖。年をとればなおさらです。いいところも悪いところも脚色なくそのまま。人も自分もそのままみる。そうできるようになってから、生きるのがずいぶん楽になりました、と。
ただ「そうなんや」と、それ以上いりこまないということは大切ですね。淡々とあっさりの方が長続きするようです。そして「人も自分もそのままみる」ということは大切ですが、これは本当は難しいことです。
また大原さんはその他のモヤモヤ解消法として、ランニングをする、畑に行く、少し手の込んだ料理を作る、ジグソーパズルをする、写経をする、など挙げています。要するに気分転換のために、ちょっと面倒くさそうなものに気持ちを込めて取り掛かるということです。
