Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

頑張れ!みゆき(中)(2015/12/16) 

翌朝、みゆきさんからメールが届いていた。
今、いただいたお見舞い開けさせていただきましたぁ。開けてびっくり(@_@;)
なぁんで先生、あんないっぱい入れたんですかぁ。多すぎですよ〰〰
恐縮しちゃいますよ。もう、ほんとにすみません。色々お気をつかわせてしまいました。
ケーキだけで、十分嬉しかったのに、お見舞いまで、本当にありがとうございましたm(__)m お守りもできたし、いつかは人間死ぬんだから、それまでは、けしんかぎぃきばります(^^)v
先に逝った仲間達に、私も頑張ったよって言えるように!
そう言いながら、すぐ弱音吐いてるかもですが(*´∀`)。今日は久しぶりに懐かしい話もできて、おいしいケーキや鍋を食べられて幸せをかみしめられたひとときでした。
先生には、たくさん出費させてしまいましたが、元気になってお返ししますので、楽しみに待っててくださいね。本当にありがとうございましたm(__)m(終)
そして12月4日のメールには、その後の経過が書かれている。
先生、先日はありがとうございましたm(__)m。3日に退院してきました。ポート挿入が、鎖骨やってもダメで、腕やってもダメで、首にもトライしてくださいましたが、結局入らずに、あきらめましょうと言われました。それで、2日に手の甲から抗がん剤投与してもらいました。途中から、悪寒がし熱が9度4分まであがりましたが、次の日は下がったので、吐き気止めの薬をたーくさんもらい帰って来ました。薬嫌いの私にはストレスになるような量でした。おかげさまで、次の日に吐き気が少しきただけで、今のところ大丈夫です。
   反対に下痢になりました。体がだるくて、益々手が動かなくなり、車イス操作も大変です。
こんな調子で何とか大丈夫です。次は3週間後、クリスマスイブにプレゼントだそうです(^_^;)。その前に、9日にまた受診です。鹿大と仲良くしながら、頑張ります。先生からのお守りもありますしね(^^)v(終)
 客観的に見れば病気は厳しい状況に変わりはないが、いつも明るく前向きなみゆきさんなら最期の時まで頑張れると思う。適切な励ましの言葉は見つからないが、素直に「がんばれ、みゆき」と声をかけるしかない。でも人間、最期ぐらい我がまま言っても、泣きわめいてもいいのだよ。
「先に逝った仲間達に、私も頑張ったよって言えるように!」は泣かせるが、心底そうだと思う。お互い、筋ジス病棟で多くの友を見送ってきたからねえ。それも二十歳前後で別れた人が多かった。うっちゃんは「死にたくないよう」と言いながら逝ったっけ。堂園は「こん畜生」と言ったような気がする。でも何もしてあげられなかったことを、本当にすまなく思っている。あの敏秀は、旅行にでも出かけるような静かな旅立ちだった。聡子もそうだった。日高君やマコトの臨終には立ち会えなかったが、きっと静かな最期だったと想像できる。
現在、NHKの「100分で名著」は良寛さんである。「散る桜 残る桜も 散る桜」は人の世の理である。