上川路会計事務所「新春懇談会」(後)(2016/02/01)
一方のマツダは見事な再生を果たしたが、一時は瀕死の状態にあった。その頃は価値観(理念)に一貫性がない、指示待ちの社員ばかり、顧客を大切にするは言葉ばかりで、ロマンンもソロバンもない状況だった。
そこでマツダが再生のポイントに挙げたことは、「ブランドの価値とは生きざまの価値である」ということだった。「生きざま」という言葉は、私は個人的には軽々に使いたくないが、企業も病院もそこで働いている職員一人一人の生き方が、良くも悪しくもその組織のイメージを決めていくものかと講演を聴きながら思うことだった。
そして、①マツダウエイの再確認(誠実、基本着実、継続的改善、挑戦、自分発、共育)、②主役は現場、③顧客満足は必要条件だが、十分条件ではない。(A. まず自分のため、家族のため、自分たちのために働こう。そのためには会社が儲からなくてはならない。会社が儲かってこそお客様のお役にたてる。B. 誰に対しても胸を張れる「生きざま」を考えて、自分の意識を改革していくしかない)。
「最後の部分は病院と全く同じだな、ある程度は利益を出さなくては、職員のためにも社会のためにも役に立つことはできないな」と、私も一人頷きながら聞いていた。
清水さんのよく知っている人に、マツダが再生のために頑張っている最中にマツダの人事課長から三洋電気の人事部長に転職した人がいたという。振り返ると「未来予測」のできない人と言えるが、転職を繰り返す人は一般的に大きく伸びない。一生懸命という言葉は一所懸命が語源であり、木を見てもよくわかるように、一つの場所で頑張ることで地中に根がひろがり大木に成長できるのだと言われた。 アメリカでは自分の才能を信じて、条件のいい会社へとトラバーユしながらキャリアアップを重ねることが一般的である。日本でも次第にそのような人が増えてきているが、清水さんの話されることにも道理があると思った。
また「やる人・やらない人」の項では、「どこが違うのか」については「志と死生観」を揚げた。
Q 人生でうまくいく人と、うまくいかない人の違いは何ですか?
A 上手くいく人は、努力している。上手くいかない人は努力していない。
Q ではなぜ、努力する人としない人がいるのですか?
A 努力する人は、志を持っている。努力しない人は志がない。
Q なぜ志を持っている人と、持っていない人に分かれるのですか?
A 志を持っている人は、時間の有限性を知っている。死を自覚している。
そして「死生」について「自分の死を覚悟することによって、生きることの上にどれほどその自覚が深められるか!」
この辺りになると、出席者が私より高齢の方が多く、清水さん自身も70歳を超えておられる「世界」の話であり、若い人には分かりずらい部分かも知れない。ただ生は無限ではなく有限であり、いつかは誰しも死んでいく現実を考えると、残された時間の中で一所懸命頑張ろうという意欲が生まれてくるのではないだろうか。
最後に、人間はどういうときに自らの内的エネルギー(やる気)が出てくるのかについて話された。これはマズローの5段階欲求説に通じるものだと思った。
まずリスペクト(尊敬)された時、敬意を払われた時にやる気がでる。二番目がチア、すなわち人のことを応援するときに元気が出る。ボランティア活動がそうである。三番目は感謝の気持ちを表された時に元気が出るのだというものである。勝手に解釈したが、いずれも「なるほどだ」と納得した。
そこでマツダが再生のポイントに挙げたことは、「ブランドの価値とは生きざまの価値である」ということだった。「生きざま」という言葉は、私は個人的には軽々に使いたくないが、企業も病院もそこで働いている職員一人一人の生き方が、良くも悪しくもその組織のイメージを決めていくものかと講演を聴きながら思うことだった。
そして、①マツダウエイの再確認(誠実、基本着実、継続的改善、挑戦、自分発、共育)、②主役は現場、③顧客満足は必要条件だが、十分条件ではない。(A. まず自分のため、家族のため、自分たちのために働こう。そのためには会社が儲からなくてはならない。会社が儲かってこそお客様のお役にたてる。B. 誰に対しても胸を張れる「生きざま」を考えて、自分の意識を改革していくしかない)。
「最後の部分は病院と全く同じだな、ある程度は利益を出さなくては、職員のためにも社会のためにも役に立つことはできないな」と、私も一人頷きながら聞いていた。
清水さんのよく知っている人に、マツダが再生のために頑張っている最中にマツダの人事課長から三洋電気の人事部長に転職した人がいたという。振り返ると「未来予測」のできない人と言えるが、転職を繰り返す人は一般的に大きく伸びない。一生懸命という言葉は一所懸命が語源であり、木を見てもよくわかるように、一つの場所で頑張ることで地中に根がひろがり大木に成長できるのだと言われた。 アメリカでは自分の才能を信じて、条件のいい会社へとトラバーユしながらキャリアアップを重ねることが一般的である。日本でも次第にそのような人が増えてきているが、清水さんの話されることにも道理があると思った。
また「やる人・やらない人」の項では、「どこが違うのか」については「志と死生観」を揚げた。
Q 人生でうまくいく人と、うまくいかない人の違いは何ですか?
A 上手くいく人は、努力している。上手くいかない人は努力していない。
Q ではなぜ、努力する人としない人がいるのですか?
A 努力する人は、志を持っている。努力しない人は志がない。
Q なぜ志を持っている人と、持っていない人に分かれるのですか?
A 志を持っている人は、時間の有限性を知っている。死を自覚している。
そして「死生」について「自分の死を覚悟することによって、生きることの上にどれほどその自覚が深められるか!」
この辺りになると、出席者が私より高齢の方が多く、清水さん自身も70歳を超えておられる「世界」の話であり、若い人には分かりずらい部分かも知れない。ただ生は無限ではなく有限であり、いつかは誰しも死んでいく現実を考えると、残された時間の中で一所懸命頑張ろうという意欲が生まれてくるのではないだろうか。
最後に、人間はどういうときに自らの内的エネルギー(やる気)が出てくるのかについて話された。これはマズローの5段階欲求説に通じるものだと思った。
まずリスペクト(尊敬)された時、敬意を払われた時にやる気がでる。二番目がチア、すなわち人のことを応援するときに元気が出る。ボランティア活動がそうである。三番目は感謝の気持ちを表された時に元気が出るのだというものである。勝手に解釈したが、いずれも「なるほどだ」と納得した。
