Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

結婚式(2016/03/23) 

結婚式の行われた19日は、天気予報が見事に外れて晴天となった。私は朝は病院での指導者研修会に参加し、17時半から城山観光ホテルロイヤルガーデンでの中村先生と桃子さんの結婚式に出席した。
17時前に西郷銅像前のバス停で城山行のバスを待っていたら、10号線があまりにも混んでいたので歩いて登ろうと考えた。かってよく知ったる道(大学時代にテニス部の練習の前に走って登っていた)、早歩きしたので20分ちょっとで会場に着くことができた。まず、会場前にはお二人の等身大のパネルには驚かされた。ファッション雑誌から抜け出てきたような格好よさである。披露宴は劇場型で、見るもの聞くもの食べるもの、すべてに圧倒された。喜びあり、感動あり、笑いあり、涙あり、サプライズありである。また中村先生の友だちが全国から多数参加されており、予備校時代、大学時代といかに多くの学友に信頼され愛されていたかがよくわかった。また桃子さんは、一人娘として両親に慈しまれて何不自由なく大切に育てられてきたこと、ところが6年ほど前に母上が亡くなられて、お父さんが遺影を持って参加され、影膳でお名前の記載された座席表からも一家の慈しみの深さを感じられた。最後の新郎のお父さんの言葉も、中村先生への父親の気持ちのよくあらわれたいい謝辞だった。
(私の祝辞の概要)
中村先生、桃子先生、ご結婚、おめでとうございます。心より祝福致します。
中村先生、そして桃子先生、お二人とも現在、南風病院で初期、後期研修医として研鑽をつまれておられますので、私が南風病院を代表して祝辞を述べることになりました。 二日ほど前のことですが、毎朝お茶を持って来て下さる事務の鳥居さんに、「今度の土曜日は結婚式なんだけど、雨の予報になっているんだよな」と言いましたら、「ああ、そうですか、お二人はかっこいいし、かわいいですよね」と、想定外のことを申されました。私としては気象予報士でもある鳥居さんには、気象の予報を期待していたのですが。それにしても、新郎新婦のかねての行いの賜か、予報が見事に外れてしまいました。
私のような年になりますと、自分の来し方を振り返ってみることも多いのですが、考えてみますと実にさまざまな「偶然とご縁」で、現在の自分の姿が在ることに気づかされます。
私は神経学を専攻していますが、そのきっかけは恩師、井形先生との出会いでした。井形先生はいつも前向きな先生で、いろんな事を教わりました。とりわけ私にとっては「人から頼まれたことは断らない」というお言葉が、極めてシンプルな言葉ですが、私の人生を大きく変えたように思います。人は頼むときにはいろいろ考えた末に頼むわけですので、いったん断ってしまうともう二度と頼まなくなります。ちょっとハードルが高そうなことでも頑張ってトライすれば何とかなります。そこには新しい出会いがあり、道も開かれていくというものです。
今日の、若いお二人、今後どのような道を歩まれるのか実に楽しみです。勇気を持ってさまざまな事柄に挑戦されて、素晴らしい成果を得て欲しいと思います。
また話は変わりますが、ご両親を大切にして欲しいと思います。先日お二人のお父上とお話しする機会があったのですが、中村先生は私の弟と高校の同級生で。桃子さんのお父さんは息子の先輩だということがわかりました。世の中、本当にいろいろなご縁があるものだと改めて感じることでした。私は既に4人の両親を亡くしてしまいました。親孝行しようと思ったときには親が居ないのも世の常です。亡くなってからよくわかる親への恩です。
最後に、ご両家のつつがなきご繁栄を祈念致しまして、私の祝辞とさせていただきます。