Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

会話・しぐさ(2016/04/12) 

NIKKEIプラス1では、4月2日「社会人デビュー!初対面の攻略術」として「良い印象を与えるために初対面で気を付けるべきポイントは?」を、「会話・しぐさ」と「身だしなみ」の両面から特集している。
ここでは前者の「会話・しぐさ」を取り上げるが、なるほどと納得できるものばかりである。
まず第1位は「言葉遣いは丁寧に」である。
いわゆる「ため口(若者言葉で、相手と対等な口をきくこと)」は不快に思う人が多いようである。「初対面で、ため口されると一緒に仕事したいとは思わない」とか「イラッとする」上司が多いようである。昔、中曽根首相とニクソン大統領が「ロン・ヤス」という愛称で呼びあったということが話題になったことがあったが、一般的には「親しき仲にも礼儀あり」のようである。留学していたとき、私のボスの(Andrew G Engel)対して親しい人は「アンディ」と呼んでいたが、我々フェローは最後まで「Dr Engel」と呼んでいた。
第2位は「でも、しかし」禁止。
 話をいちいち否定されると会話は弾まない。「まずは相手の話を受け止めること。否定する場合は言い方を変えよう」。「頼まれたことは断らない」精神である。
第3位は「はきはきトーク」
 相手に分かりやすい発声が鉄則で、ぼそぼそ話すと相手は聞き取りづらい。特に高齢社会で年寄りが多くなっているので、なおさらである。私のような歳になると、小さな声で話されてもわからないことが多い。さすがにNHKのアナウンサーの言葉はよくわかりやすい。
第4位は「自慢話控えて」。
 自慢話の多い人は、人の話を聞かない。
第5位は「まずスマイル」
 笑顔は第一印象を決定づけるもので、良好なコミュニケーションの第一歩である。話す時の笑顔は大切だと、長倉先生の話を聞きながら思う。
第6位は「貧乏ゆすりNG」
 相手にせかされていると感じられたり、つまらないのかなと受け取られてしまう。私も悪い癖で、時間がなくてイライラすると、顔の表情や指先の仕草に出たりする。
第7位は「相手の目を見る」
 相手に信用してもらうためにも、目を見て話すのが基本である。
第8位は「話をさえぎらず最後まで聞く」
 会話を円滑にするためには、話を最後まで聞くのが基本。これも大切なことであるが、自身を振り返っても忍耐力がないと思うことが多い。「クレーム処理では、相手のアドレナリンの分泌の止む2時間は我慢しなさい」と川村さんによく言われていた。
第9位は「ゆっくり話す」
 早口で一方的に話す人には共感できないと思う人が多く、会話はキャッチボールであると認識すべし。
第10位は「スマホを見ない」
 話している時に、スマホを見るのは失礼。私もよくやるので、気を付けようと思うのだが。