373(みなみ)相談室(2016/05/06)
時間はその人の思いに関係なく淡々と過ぎていく。もっと楽しい時間を長く過ごしたいと思っても、辛い時間は早く通り過ごしたいと思っても、そのような思いとは無頓着に過ぎていく。
373(みなみ)相談室の第一回目は下記のようなものだった。もちろん私に相談内容に関する選択の自由はないものだが、時期的には適当なものだったかも知れない。
(相談者)
部下の指導に困っています。入社4年目の20代の部下から希望があり、新しい仕事を任せました。分からないことがあれば、その都度質問するように伝え、経過を尋ねたりもしていたのですが、部下からはっきりした質問や返事はありません。締切直前になり、進捗状況を確認すると、ほとんど手つかずの状態。本人はまだ頑張りたいというので、締め切りを延ばしましたが、やはり進んでいないようです。ダメなやつはダメだと見切るべきか、他の指導方があるのか。若い部下が自発的に動くような指導法があるのでしょう(30代男性)
(回答)
新年度になり上司・部下関係で悩む人が多いのではないでしょうか。自分で動くのは楽ですが、人を動かす(使う)ということは骨の折れることです。いい指導法があるのなら私も聞きたいぐらいです。部下には部下の言い分もあるでしょうし、すぐに見切ることは現実的ではないですね。「まだ頑張りたい」と言うのですから絶望的でもないように思います。
山本五十六の有名な言葉に「やって見せ、言って聞かせてさせてみて ほめてやらねば人は動かず」というものがあります。さすがだと感心するのですが、まずは部下にさわりの部分を具体的に示してあげて、ほめながらじっと待ってはいかがでしょうか。最初から完璧なものを目指すとなかなか事は進まないものです。私は友だちから「早いだけが取り柄だな」と茶化されますが、とりあえず始めて一応済ませてから修正していくと、意外に簡単に終えることができるものです。新しい仕事に取り組むときには、だれでも戸惑いや難しさはあります。それでも一度うまくいけば、次からはもっとスムースに運ぶでしょう。 上司はせっかちなものですが、ここは任せることが大切です。きっと自分もそのような道を辿りながら、一歩ずつ育ってきたのではないでしょうか。
「仕事は忙しい人に頼め」は、この辺りの微妙なあやを含んだ名言かもしれませんね。
早速、コメントを伊佐市長の隈元さんから頂いた。
今朝さっそく読みました。この時期に先生のアドバイスは相談者だけでなく、部下を持つ方々にとても参考になりますね。連休前に問題意識して、連休を挟んで連休後に徐々に実践ぐらいのゆっくりさがいいのかなぁと思うことでした。・・・
また従兄の子どものテル君からは「私も最近は上司の立場(青雲会病院副院長)になることがほとんどで役に立つ内容だった。しっかし、人生相談って答える側は大変だな。その内容を見知らぬ読者も参考にするわけだからね。いい加減なことは言えないし、だからといってありきたりでは聞いても役に立つ気がしない。月1くらいの相談でも答える側はプレッシャーが大変だろう」 今回の相談に対する私の本音は、人間なかなか変わるものではないので、我慢にも「限界」があります、という言葉を付け加えたかった。
373(みなみ)相談室の第一回目は下記のようなものだった。もちろん私に相談内容に関する選択の自由はないものだが、時期的には適当なものだったかも知れない。
(相談者)
部下の指導に困っています。入社4年目の20代の部下から希望があり、新しい仕事を任せました。分からないことがあれば、その都度質問するように伝え、経過を尋ねたりもしていたのですが、部下からはっきりした質問や返事はありません。締切直前になり、進捗状況を確認すると、ほとんど手つかずの状態。本人はまだ頑張りたいというので、締め切りを延ばしましたが、やはり進んでいないようです。ダメなやつはダメだと見切るべきか、他の指導方があるのか。若い部下が自発的に動くような指導法があるのでしょう(30代男性)
(回答)
新年度になり上司・部下関係で悩む人が多いのではないでしょうか。自分で動くのは楽ですが、人を動かす(使う)ということは骨の折れることです。いい指導法があるのなら私も聞きたいぐらいです。部下には部下の言い分もあるでしょうし、すぐに見切ることは現実的ではないですね。「まだ頑張りたい」と言うのですから絶望的でもないように思います。
山本五十六の有名な言葉に「やって見せ、言って聞かせてさせてみて ほめてやらねば人は動かず」というものがあります。さすがだと感心するのですが、まずは部下にさわりの部分を具体的に示してあげて、ほめながらじっと待ってはいかがでしょうか。最初から完璧なものを目指すとなかなか事は進まないものです。私は友だちから「早いだけが取り柄だな」と茶化されますが、とりあえず始めて一応済ませてから修正していくと、意外に簡単に終えることができるものです。新しい仕事に取り組むときには、だれでも戸惑いや難しさはあります。それでも一度うまくいけば、次からはもっとスムースに運ぶでしょう。 上司はせっかちなものですが、ここは任せることが大切です。きっと自分もそのような道を辿りながら、一歩ずつ育ってきたのではないでしょうか。
「仕事は忙しい人に頼め」は、この辺りの微妙なあやを含んだ名言かもしれませんね。
早速、コメントを伊佐市長の隈元さんから頂いた。
今朝さっそく読みました。この時期に先生のアドバイスは相談者だけでなく、部下を持つ方々にとても参考になりますね。連休前に問題意識して、連休を挟んで連休後に徐々に実践ぐらいのゆっくりさがいいのかなぁと思うことでした。・・・
また従兄の子どものテル君からは「私も最近は上司の立場(青雲会病院副院長)になることがほとんどで役に立つ内容だった。しっかし、人生相談って答える側は大変だな。その内容を見知らぬ読者も参考にするわけだからね。いい加減なことは言えないし、だからといってありきたりでは聞いても役に立つ気がしない。月1くらいの相談でも答える側はプレッシャーが大変だろう」 今回の相談に対する私の本音は、人間なかなか変わるものではないので、我慢にも「限界」があります、という言葉を付け加えたかった。
