禁煙法(2016/07/05)
さて「すいもあまいも」の今回の「お題」は「禁煙法」である。
冒頭に次のような文言を付けたが、文字数の関係で新聞社により削除されている。
医師としての立場から、これまでご縁のあった患者さんの生き方を書かせてもらってきました。でも病気の本当の辛さなどは病気と闘われている本人、そして介護されている家族などにしかわからないことなのですね。禁煙に関しても、私自身がそのような経験を持っていませんので、核心に迫れるのかはなはだ疑問です。
父は喫煙していたが、私は大学の頃「面白半分」でちょっと喫ってみたぐらいなので、禁煙の大変さはよくわからない。ペットの説明の時に「禁煙できた人」に聞くと、「何らかの病気を機会に」という人がもっとも多いようである。
たばこが止められません。成人してから、かれこれ10年以上吸っています。健康にいいことはないと考え、これまで何度も禁煙に挑戦してきました。もう二度と吸わないと強い意志を持って始めるのですが、3日もすると我慢ができなくなり、喫煙生活に後戻り。まさに3日坊主で終わってしまいます。たばこはどんどん値上げされるし、公共施設では吸えない場所も増えています。喫煙者は肩身が狭くなるばかり。本気でたばこを止めるには、どうすればいいのでしょうか。(30代男性)
(回答)
ネットで検索すると、「禁煙法」に関して多くの方が自らの体験を披露しています。私も持病の「ぎっくり腰」や「しゃっくり」が起きた時に検索しましたが、いざとなると役立つ「切り札」など少ないこともわかりました。
禁煙法も、その人に合った方法で、なおかつ本心から納得して取り組める方法しかないように思います。生活習慣病対策と同様に、「わかっているけど止められない」のです。「うちのじいちゃんは50本も吸い続けて90歳でも元気だよ」とへりくつを言われる人もおります。
私は2年ほど前から「歩くこと」を始めました。三日坊主に終わるだろうと思っていたのに今も続いています。続く要因は、周りの人に言いふらしたこと、万歩計で歩数をチェックできたこと、そして体重が減り体調がよくなったと実感できたことです。
短期的には効果を測る指標がないことが、禁煙の難しさかもしれません。それなら禁煙日は「ワンコインを貯金箱に」というアイデアなどいかがですか。自らの健康を損なってまで税金を払って(将来的には肺がんや慢性呼吸不全の医療費で相殺されますが)、周囲の人に迷惑をかけます。
私は数年前の「禁煙」の講演会で、どす黒く変色した肺の写真を見た時に、「これこそ喫煙者にはもっとも効果的じゃないか!」と思いました。
「今さら」という人もいますが、やめるに遅いはありません。
冒頭に次のような文言を付けたが、文字数の関係で新聞社により削除されている。
医師としての立場から、これまでご縁のあった患者さんの生き方を書かせてもらってきました。でも病気の本当の辛さなどは病気と闘われている本人、そして介護されている家族などにしかわからないことなのですね。禁煙に関しても、私自身がそのような経験を持っていませんので、核心に迫れるのかはなはだ疑問です。
父は喫煙していたが、私は大学の頃「面白半分」でちょっと喫ってみたぐらいなので、禁煙の大変さはよくわからない。ペットの説明の時に「禁煙できた人」に聞くと、「何らかの病気を機会に」という人がもっとも多いようである。
たばこが止められません。成人してから、かれこれ10年以上吸っています。健康にいいことはないと考え、これまで何度も禁煙に挑戦してきました。もう二度と吸わないと強い意志を持って始めるのですが、3日もすると我慢ができなくなり、喫煙生活に後戻り。まさに3日坊主で終わってしまいます。たばこはどんどん値上げされるし、公共施設では吸えない場所も増えています。喫煙者は肩身が狭くなるばかり。本気でたばこを止めるには、どうすればいいのでしょうか。(30代男性)
(回答)
ネットで検索すると、「禁煙法」に関して多くの方が自らの体験を披露しています。私も持病の「ぎっくり腰」や「しゃっくり」が起きた時に検索しましたが、いざとなると役立つ「切り札」など少ないこともわかりました。
禁煙法も、その人に合った方法で、なおかつ本心から納得して取り組める方法しかないように思います。生活習慣病対策と同様に、「わかっているけど止められない」のです。「うちのじいちゃんは50本も吸い続けて90歳でも元気だよ」とへりくつを言われる人もおります。
私は2年ほど前から「歩くこと」を始めました。三日坊主に終わるだろうと思っていたのに今も続いています。続く要因は、周りの人に言いふらしたこと、万歩計で歩数をチェックできたこと、そして体重が減り体調がよくなったと実感できたことです。
短期的には効果を測る指標がないことが、禁煙の難しさかもしれません。それなら禁煙日は「ワンコインを貯金箱に」というアイデアなどいかがですか。自らの健康を損なってまで税金を払って(将来的には肺がんや慢性呼吸不全の医療費で相殺されますが)、周囲の人に迷惑をかけます。
私は数年前の「禁煙」の講演会で、どす黒く変色した肺の写真を見た時に、「これこそ喫煙者にはもっとも効果的じゃないか!」と思いました。
「今さら」という人もいますが、やめるに遅いはありません。
