Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

拡大女子会(前)(2016/12/07) 

毎月、月末が近づくと、翌月の予定表を秘書の鳥居さんに作ってもらっている。私があらかじめ書き込んだ予定表をもとに鳥居さんがきれいにレイアウトしてくれているのだが、11月30日の夜に「女子会」なるものが書き込まれていた。
        「これなんですか」とけげんそうに聞かれたので、「大学病院で働く有能な女性(熟女で?)陣で、気心もあった人たちの横断的な職種の集まりで、月に一回くらい、近く(桜ヶ丘)のおふくろというお店で、飲んで、語って、憂さを晴らしているみたいですよ。実は10月に、スペシャルゲストとして呼ばれまして、その時に飲んだ勢いもあって、『来月は3人の還暦祝いも兼ねましょう』ということになりまして・・・」と、くどくどと説明したのである。
        当日、私は5時過ぎにケーキ屋の「一公」まで歩いて(病院近くのケーキ屋TABIRAが水曜日はあいにく定休日)、事前に予約していた「還暦祝いデコレーションケーキ」を受け取った。「60、ますますお元気で」というメッセージと3本のローソクも頼んでいたのである。
そこから電車で中央駅に向かい、近くのホテルシルクイン鹿児島で西村君をピックアップして、田畑さんの運転する車で桜ヶ丘にある「おふくろ」に向かおうという段取りをつけていた。
        西村君は今まで何度もこの雑感でも取り上げてきた人物で、小児や障碍児の発達心理の専門家で、現在は西九州大学の教授職にある。臨床心理学の分野での博士号取得の第一号だということを聞いたこともある。ちょうどこの日に、鹿児島大学法文学部に講義で来るという話を聞いていたので、一緒に連れて行こうと考えた。私とは南九州病院時代から40年近くの付き合いで、どんなことでも遠慮なく話ができる。もう一つの理由は、今月(11月)の南日本新聞の「すいもあまいも」の質問コーナーで、「母親の長期入院、5歳の娘不安」という質問を担当することになり、この方面の「大御所」である西村君の意見を参考にさせてもらったお礼の意味もあった。「お礼も兼ねて、久し振りに飲もう」と考えていたら、「渡りに舟」の「女子会」と日にちが合ってしまったのである。        小雨が心配されたが、夕方まではどうにかもって、予定通り5時45分にシルクインの前に着き、田畑さんの運転する車で桜ヶ丘に向かった。この時間帯、渋滞を覚悟していたが、旧谷山街道を選択したのが正解で、6時10分にはおふくろに着くことができた。
        私たち以外にはまだ誰も見えておらず、このお店で唯一の座敷には大きなテーブルが用意されており、9人の座布団が並んでいる。しばらくは3人で、西村君が関わっている犯罪心理学の話など聞きながら、最近の世相を憂う内容の雑談をしていると、予定のメンバーも集まって予定より15分ほど遅れて会は始まった。
        今夜の主役は還暦3人組の宇都さん(鹿児島大学医療情報部長)、向窪さん(同看護部長)、田畑さん(県看護協会長)だったが、突如道園さん(地域医療支援センター、旧3内科の後輩)が「実は・・・今日は私の誕生日です」と名乗り出たので、急遽4人を祝う会となった。まずビールで乾杯(運転手役の田畑さん以外は皆飲める口)したのち、3人には有志?から(私にはそのような話がなかったので、加わっていない)それぞれに立派な手袋がプレゼントされた。推察するに有志とは、出席者の市村さん(同副看護部長)、福田さん(同師長)、竹元さん(同栄養室長)、そして道園さんかな。