2017年度事業計画作成会(前)(2017/01/26)
1月14日(土)の午後、多喜ホールで「2017年度事業計画作成会」が開催された。当日の作業過程は3部に分けられており、第一部は「これからの南風病院の方向性・取り組み課題・目標の確認」である。
まず貞方理事長から、「このようなスタイルで事業計画について話し合いを始めたのは7,8年前のちょうど1月15日のことで、錦江高原ホテルで行われました。この時には『急性期医療を目指そう』と、高揚感で盛り上がったのをよく覚えているのです。ところがここ数年の医療情勢の変化で、急性期医療は経営面を含めて難しいかじ取りを要求されるようになっています。どこの病院もこの変化に対応すべく必至であり、我々の南風病院もこの作成会などを通して知恵を出し合わなければなりません。一人一人が自分で考えていることをしっかり声に出して、そのうえで相手の意見にも素直に耳を傾けてほしいと思います」というような挨拶があった。
次に私は11枚のスライドを用意した。
一枚目は昨年4月の県民交流センターの行動計画発表会での最初のスライドで、「25%を死守するぞ!」というものである。この年の4月に始まる診療報酬改定で、7:1急性期医療の施設要件の一つが、「重症度・看護必要度の25%以上」だったからである。幸い4月以降、25%以上をクリアできているが、その反動もあり稼働率が下がって経営的には厳しい状況にある。
2枚目のスライドでは、タイトルを「黒字化を達成するぞ!」とした。そしてこの日の朝(1月14日)の日経「私の履歴書」はカルロス・ゴーンの13回目の記事から引用した。ゴーンは日産に乗り込んで奇跡のV字回復を果たしたわけだが、「・・・財務では2兆円あった有利子負債が減り、手元資金がそれを大きく上回る状態になった。もちろんさまざまな人々の協力と犠牲の上に今日がある・・・」を紹介した。確かに経営者にはいくばくかの犠牲(工場の廃止とそれに伴う雇用者の縮減)も覚悟しなければならない時もあるということか。
3枚目が「今日の目的」で、2017年度の重要テーマとして、・黒字化(健全経営)・北部地域(上町・吉野地区など)への展開、・将来構想である。経営目標としては、・全体の医業利益を3%、・全科の収入目標を10%UP、・職員への還元は25%(目標達成時)とした。この部分は後で江藤事務長が補足していたが、3%の医業収益があってはじめて、借金を返済し利息を支払い、しかるべき設備投資を行い、そして今後の建物などへの新築資金としてやっと2億ほどの預金ができるというものである。5,6年ほど前までは病院経営は恵まれていた時期で、私も南九州病院時代には毎年5億円前後の貯金ができていた。
4枚目のスライドは病床機能再編に関するタイムスケジュールで、よく言われるように2018年が極めて重要な年になる。この年は医療保険と介護保険の同時改定も行われる。そして2019年度の消費税のアップも大きな問題となり、診療報酬改定での急性期医療への増額亡くして消費税だけが上げられると、持ちこたえられる病院は少ないのではないだろうか。
まず貞方理事長から、「このようなスタイルで事業計画について話し合いを始めたのは7,8年前のちょうど1月15日のことで、錦江高原ホテルで行われました。この時には『急性期医療を目指そう』と、高揚感で盛り上がったのをよく覚えているのです。ところがここ数年の医療情勢の変化で、急性期医療は経営面を含めて難しいかじ取りを要求されるようになっています。どこの病院もこの変化に対応すべく必至であり、我々の南風病院もこの作成会などを通して知恵を出し合わなければなりません。一人一人が自分で考えていることをしっかり声に出して、そのうえで相手の意見にも素直に耳を傾けてほしいと思います」というような挨拶があった。
次に私は11枚のスライドを用意した。
一枚目は昨年4月の県民交流センターの行動計画発表会での最初のスライドで、「25%を死守するぞ!」というものである。この年の4月に始まる診療報酬改定で、7:1急性期医療の施設要件の一つが、「重症度・看護必要度の25%以上」だったからである。幸い4月以降、25%以上をクリアできているが、その反動もあり稼働率が下がって経営的には厳しい状況にある。
2枚目のスライドでは、タイトルを「黒字化を達成するぞ!」とした。そしてこの日の朝(1月14日)の日経「私の履歴書」はカルロス・ゴーンの13回目の記事から引用した。ゴーンは日産に乗り込んで奇跡のV字回復を果たしたわけだが、「・・・財務では2兆円あった有利子負債が減り、手元資金がそれを大きく上回る状態になった。もちろんさまざまな人々の協力と犠牲の上に今日がある・・・」を紹介した。確かに経営者にはいくばくかの犠牲(工場の廃止とそれに伴う雇用者の縮減)も覚悟しなければならない時もあるということか。
3枚目が「今日の目的」で、2017年度の重要テーマとして、・黒字化(健全経営)・北部地域(上町・吉野地区など)への展開、・将来構想である。経営目標としては、・全体の医業利益を3%、・全科の収入目標を10%UP、・職員への還元は25%(目標達成時)とした。この部分は後で江藤事務長が補足していたが、3%の医業収益があってはじめて、借金を返済し利息を支払い、しかるべき設備投資を行い、そして今後の建物などへの新築資金としてやっと2億ほどの預金ができるというものである。5,6年ほど前までは病院経営は恵まれていた時期で、私も南九州病院時代には毎年5億円前後の貯金ができていた。
4枚目のスライドは病床機能再編に関するタイムスケジュールで、よく言われるように2018年が極めて重要な年になる。この年は医療保険と介護保険の同時改定も行われる。そして2019年度の消費税のアップも大きな問題となり、診療報酬改定での急性期医療への増額亡くして消費税だけが上げられると、持ちこたえられる病院は少ないのではないだろうか。
