Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

いい習慣がいい人生をつくる(2017/01/25) 

昨年末のこのランで、「いい習慣」について触れたことがある。その項で、最後に、そのためには「意識改革」がまず重要となるということで、「アミエルの日記」として有名な次の言葉を紹介した。
         意識が かわれば 行動が変わる
 行動が かわれば 習慣が変わる
 習慣が かわれば 性格が変わる
 性格が かわれば 人生が変わる
 「意識改革」と「習慣の重要さ」を強調したものだが、好ましい習慣を身に着けることは人生の中で最も大切なことではないだろうか。
         PHP11月号の特集は「いい習慣がいい人生をつくる」というものである。
         そのなかで、あの竹下さん(元全日本バレーボール代表キャプテン)が「できない理由より、できる方法を考える」というタイトルで、示唆にとむ考え方を書いておられる。我々も困難にぶつかると、できない理由をまず挙げてしまいがちである。
         竹下さんはご存知のようにバレーボール選手としては身長が低く。159センチしかないという。そのため選抜選手に選ばれることはなく、実業団に入団後も控えのポジションしか与えられなかった。そこで普通の人はあきらめてしまうわけだが、彼女は「ならば、どうする」と発想の転換をしたという。「身長が低くても通用するためにはどうすればいいか、チームの中で自分の居場所をどうつくるか」を常に考え、あらゆることを実践した。
         そのために日常的に行ったのが「観察」で、この選手の強みとあの選手の強みをこんなふうに活かせるかと、長所同士をパズルのように組み合わせ、シュミレーションすることを続けた。それらが成果につながり、徐々に評価を得ることになった。
         もう一つが、頑張れば「何か」につながるということ。世の中、頑張っても報われないことはある。しかし、努力は人生のどこかで「何か」につながる。自身が強くなれたり、成長できたり、周囲の信頼を得られたり、新たな道が開けたりと・・・
 最後に次のように語っている。
         コツコツとした努力は、いたって地味な繰り返しで、その時には意味があるのかないのかわかりません。しかし実は一番、その人の人生を変えるものではないでしょうか。
         人知れずの努力は、いつかどこかで報われるものである。