寅カレンダー作成のために(後)(2017/01/24)
横川インターを降りて、ナビに先導されて丸岡公園の方に、そこから数分で自宅に到着できた。数年前までゴルフをしていた頃は、近くの36ゴルフコースにいくための道程だったが、久し振りである。しばらく道なりに車を走らすと、道路横に一軒家があり、門松も飾られている。門を通り、大きな庭の一画に車を留める。後で聞いたところでは、北吉さんの若いころの夢が山紫水明の日本庭園を造ることだったという。大阪から帰って来てから家を新築(なすび畑だった所に)し、その前に大きな日本庭園を造園したのだという。きれいに手入れされた松などの植栽と、いくつもの大きな石が、いい趣で配置されている。春になると、庭を取り囲むように植えられたつつじの花が美しいそうである。
北吉さんはその庭のよく見える居間にベッドを置いて、横になっておられる。傍らには人工呼吸器や吸引器などが整然と用意されている。整理整頓の巧い人は、介護もうまいという私の持論は、北吉さんの奥さんにも当てはまりそうである。壁にはお孫さんの元気な写真が何枚も貼られており、寝ている北吉さんを見下ろしている。
また壁には私が昨年、「すいもあまいも」の相談コーナーを担当するようになった南日本新聞の記事(2016年4月4日)も貼られている。「幸せの形 人それぞれ」というタイトルで「人工呼吸器を付け、ベッドで動けない患者は、他人から見たら不幸かも知れない。でも本人は娘の結婚式に出られて、プロ野球で阪神が勝てば幸せ。幸せは他人があれこれ言うことじゃない」と書かれている。「皆から、ご主人のことでしょうと言われました」と笑いながら奥さんが話される。ちなみに奥さんは大阪市の生まれで、85歳になる母親が毎年訪れて、北吉さんの額に手を添えられるという。「二世帯住宅で新築したのでしたが、一昨年、北吉の父は亡くなり、母親も老人ホームにおりますので、広さを持て余しています。三人の子どもも巣立ってしまって、夫と二人だけですので」と言われる。
14時40分ごろ着いたので、15時15分にヘルパーさん(吸痰も頼める大切な人ということ)が来てくれるまで、コーヒーなど飲みながら、昔話に花が咲いた。大阪から帰って来られた時期や病気の発病時期など、私の思い込みもあったようで、初めて聞くこともある。現在は南九州病院の園田先生が2週間おきに在宅医療、訪問看護は姶良郡医師会の訪問看護ステーションから、ヘルパーさんは2か所の訪問介護事務所から来ていただいているようである。
時間通りに吸痰さん(と呼んでいた)が来てくれたので、いよいよ伝統の写真撮りである。私もトラマークの上着に着替え、もちろんトラマークのバンダナで頭を覆う。北吉さんを挟んでベッドの両脇に座って、手にはメガホンを握るといういつもの格好である。今回はいつもメンバーに加わってくれるヘルパーさんが風邪で来れなくなったらしい。もちろん北吉さんは目は開けているが、一言も話すことはできない。表情もわからない。カレンダー用や私もデジカメやスマートフォンにも撮ってもらって、撮影会は無事に終わった。
帰りは加治木インターで降りて10号線を帰るというルートを選択したが、三船辺りから少し渋滞していた。
北吉さんはその庭のよく見える居間にベッドを置いて、横になっておられる。傍らには人工呼吸器や吸引器などが整然と用意されている。整理整頓の巧い人は、介護もうまいという私の持論は、北吉さんの奥さんにも当てはまりそうである。壁にはお孫さんの元気な写真が何枚も貼られており、寝ている北吉さんを見下ろしている。
また壁には私が昨年、「すいもあまいも」の相談コーナーを担当するようになった南日本新聞の記事(2016年4月4日)も貼られている。「幸せの形 人それぞれ」というタイトルで「人工呼吸器を付け、ベッドで動けない患者は、他人から見たら不幸かも知れない。でも本人は娘の結婚式に出られて、プロ野球で阪神が勝てば幸せ。幸せは他人があれこれ言うことじゃない」と書かれている。「皆から、ご主人のことでしょうと言われました」と笑いながら奥さんが話される。ちなみに奥さんは大阪市の生まれで、85歳になる母親が毎年訪れて、北吉さんの額に手を添えられるという。「二世帯住宅で新築したのでしたが、一昨年、北吉の父は亡くなり、母親も老人ホームにおりますので、広さを持て余しています。三人の子どもも巣立ってしまって、夫と二人だけですので」と言われる。
14時40分ごろ着いたので、15時15分にヘルパーさん(吸痰も頼める大切な人ということ)が来てくれるまで、コーヒーなど飲みながら、昔話に花が咲いた。大阪から帰って来られた時期や病気の発病時期など、私の思い込みもあったようで、初めて聞くこともある。現在は南九州病院の園田先生が2週間おきに在宅医療、訪問看護は姶良郡医師会の訪問看護ステーションから、ヘルパーさんは2か所の訪問介護事務所から来ていただいているようである。
時間通りに吸痰さん(と呼んでいた)が来てくれたので、いよいよ伝統の写真撮りである。私もトラマークの上着に着替え、もちろんトラマークのバンダナで頭を覆う。北吉さんを挟んでベッドの両脇に座って、手にはメガホンを握るといういつもの格好である。今回はいつもメンバーに加わってくれるヘルパーさんが風邪で来れなくなったらしい。もちろん北吉さんは目は開けているが、一言も話すことはできない。表情もわからない。カレンダー用や私もデジカメやスマートフォンにも撮ってもらって、撮影会は無事に終わった。
帰りは加治木インターで降りて10号線を帰るというルートを選択したが、三船辺りから少し渋滞していた。
