Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

頑張ってほしい(2017/01/05) 

昨年11月、このランで当院の医療支援課の高山さんの息子さんが巨人の育成選手として指名されたことを紹介した。なお高山さんは、私が外来で診察するときに支援していただいている。その後、スポーツ紙で「巨人が育成ドラフト6位で指名した九産大の高山竜太朗捕手(21=186センチ、80キロ、右投げ右打ち)の入団が19日、決まった。」と報じている。
         高山選手は私も学んだ城西中から鹿児島工業を経て、九産大に進学、2年生の春のシーズンから強肩の捕手として活躍し、九州の大学のリーグ戦では4シーズンで2度のリーグ優勝にも貢献している。大学選手権でも、その強肩ぶりが目をひいた。
         年も押し迫った28日の夕方、高山さんから「昨日、息子が帰ってまいりまして・・・記念のタオルを作ったのですが、お持ちしてよろしいですか」という電話、しばらくして私の部屋に持って来てくれた。巨人カラーのオレンジのタオルには、「010 高山竜太朗」と鮮やかに染め抜かれている。育成から這い上がった選手はたくさんいるので、高山選手も早く、最初の0が取れてほしいものである。その他に、ボード紙の自筆のサイン、「強くあれ 巨人」という箱入りの芋焼酎なども頂いた。
         その時に私はたまたま「HANSHIN Tigers」のグッズのスリッパを履いていた。「私の家はみんなタイガーズファンだったのですが、息子だけが小さいころから巨人ファンだったのですよ」という。これも縁である。
         今後、厳しい競争が待っているわけだが、スタートラインは一緒である。野球選手に限らないことだが、持って生まれた資質とたゆまぬ努力、そして誰にでも訪れるチャンスをものにできるかどうかでその後の人生は変わっていく。「ダメモト」と思って、リラックスしながら頑張ってほしい。
         高山君の場合、強肩ぶりは衆目の一致するところで、あとはインサイドベースボールと打撃である。特に打撃に関しては捕手なので、打率はそこそこでも勝負強さを磨くことが重要ではないだろうか。捕手というポジションはどのチームも一人の選手を固定したがるが、三拍子そろった選手はなかなか育ちにくいので、特徴があると出場機会も増える。集中力を養って、ここぞという所で活躍してほしい。後は、投手との共同作業(捕手は女房と称されるように)なので、日ごろから投手とはコミュニケーションをとって、信頼を勝ち得るようになってほしい。野村や古田の書いた本は、参考になるのではないだろうか。
         私は調子に乗って、「いつの日か、後援会長になりますので・・・」と約束までしてしまった。この夢が実現できるように、高山選手の活躍を心より待ち望んでいる。