Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

卒業式(前)(2017/03/15) 

この日は冬が舞い戻って来たかのような天気で、曇り空で寒い朝である。
         南学園の卒業式が3月8日(サンロイヤルホテル)で開催された。卒業式の2ヶ月ほど前に副校長の浜川先生から、「卒業式でご挨拶を頂けませんか」という依頼を受けた。朝は健診業務で忙しいから断ろうかと思っていたら「2年ほど前の開校25周年記念祭での先生の講演が好評でしたので、もう一度卒業生にも聞かせたいと思いました。・・・」と「よいしょ」されたので断れなくなった。ただ「時間は5分以内でお願いいたします(当初は10分間と言うことだったが)」ということだった。パワーポイントで調べてみると、2015年3月17日に講演しているが、この時にタイトルは「若人に期待すること」というものである。
         卒業式当日、サンロイヤルホテルに自分の車で行くことにした。10時からの卒業式に合わせて9時半前に病院を出発した。駐車場では「使用証」というカードが前もって送られてきていたので、それを見せるとスムースに駐車できた。
         受付で式次第を書いたパンフレットと赤い花の飾りを付けられた。控室に入ると、もうたくさんの来賓の方が座っておられる。上川路先生や米盛先生など、かねて知った方もおられる。しばらくして、パンフレットを開けてみると、祝辞は「何と私一人である」ことに気づいた。一応何を話すかは頭に入れてきたが、格式ばったフォームにはほど遠いものがある。もちろん、きちんとした用紙も用意していない。今さら騒いでも致し方ないので、「私流にやるしかない」と覚悟した。
         9時50分に来賓の入場となったが、祝辞ということで先頭である。もちろん座席も一番の上席となっている。当初は「途中で退席させてもらおうかな」と思っていたが、とんでもない事態に気づいた。私の隣の席は三村先生(前南学園の校長で、元鹿児島大学教授)で、御池でのバードウッチングの話になったら、「アカショウビン」を印刷した名刺を頂いた。ちなみに来賓の数は80人近くがパンフレットに記載されている。
         式は10時に始まり、予定された2時間を5分ほどオーバーして12時過ぎに終わった。南学園は助産学科、看護学科、歯科衛生学科、理学療法学科、介護福祉学科で構成されており、この日の卒業生は200人弱である。
         まず卒業証書の授与が各科の代表者に授与され、そのあと表彰状の授与である。学科が多いだけに授賞者の数も半端でなく、ずいぶん時間を要した。
         続いて学校長の式辞や理事長の告示があり、私の出番となった。きちんとしたフォームになっていなかったので、手のひらに忘れないようにと「キーワード」をいくつか書いて登壇、ちらちら見ながら話すことだった。自分的にはあまりいい出来栄えとは言えなかったが、短かかったのが(短すぎたか)救いだろうか。
         そのあと、型通りに在校生送辞と卒業生答辞、校歌斉唱で終わりとなった。