人吉旅行(前)(2017/07/27)
「古希のお祝いを」と子供たちが相談して、7月の海の日を含む3連休に一泊二日の家族旅行を計画してくれた。ありがたいことである。長男夫婦が久留米から、娘夫婦が山口から、そして私たちが鹿児島からと、それぞれ自家用車で人吉旅館に集まるということになった。人吉が選ばれた理由は特別なかったが、高速道路を利用して集まるには適当な距離だという判断があったようである。人吉には半世紀ほど前に、大学の軟式庭球部の合宿で城内のテニスコートを利用して宿泊したこともあり、またその後も何度か訪れている懐かしい場所でもある。
梅雨明けの快晴の16日、私たちは10時半に鹿児島市を出発した。当初は加治木インターから高速に乗る予定だったが、鳥越トンネルの前で車の渋滞(磯庭園のためか)をみて吉野経由に変更した。吉田インターから高速に乗り、12時前には人吉市に着いた。娘に携帯で連絡を取ると、有名なウナギ専門店で一時間ほど並んで待っているという。人吉市は鮎と同様に、ウナギ料理でも有名らしい。ただ私たちにはそんなエネルギーはないので、お茶の五木園内の梅花庵でソフトクリームを、隣のパン屋さんでパンを買って簡単な昼食にした。
日差しが強く外では長く居られそうにもないので、どうして時間を過ごそうかと思いながら、取りあえず荷物だけでも旅館に預けることにした。ただ人吉旅館のチェックイン時間は15時になっていたが、取りあえず行ってみることにした。
この旅館は国宝の青井阿蘇神社のすぐ目の前に位置しており、パンフレットには「昭和9年の創業時の姿を残した歴史ある国登録有形文化財の旅館。自然の恵みそのままの美味しさを追求したお料理は、素材本来が持つ旨味を、日本古来の伝統の技と知恵で丁寧にひきだし、一品一品、手間暇かけておつくりします。源泉100%掛け流しの天然温泉は24時間いつでもお愉しみ下さい」と書かれている。
門構えからして古風で歴史の感じられる木造建築物のたたずまいである。中に入ると年配の仲居さんがロビー(待合室)に案内してくれた。「5分ほど待っていただければお部屋に案内できます」ということで、うれしいことに一時過ぎには2階の部屋に案内された。最近ではどこのホテルでもチェックイン時間が厳しくて、早く着いても部屋に入れないことが多い。この点、この旅館は一時間も前に到着したのに、普通に配慮してくれたことはありがたかった。
真ん中に囲炉裏のある薄暗いロビー(というと、近代的なホテルのロビーを想像してしまうが)には、昭和のグッズが数多く展示してあり、タイムスリップした感覚になる。昭和時代の電化製品、カメラ、漫画雑誌、ブリキのおもちゃなど、まさにNHKあさドラの「ひよっこ」の前の時代の昭和である。
古い数寄屋造りの和室に案内されたが、天井は高く広々としていて、ベランダもついている。昭和7年の建築様式が基本的には残されていて、書院造や違い棚、障子や天窓にも職人の技を見ることができる。トイレは広く、ここだけは洗浄便座付きの現代兵器にかわっている。
梅雨明けの快晴の16日、私たちは10時半に鹿児島市を出発した。当初は加治木インターから高速に乗る予定だったが、鳥越トンネルの前で車の渋滞(磯庭園のためか)をみて吉野経由に変更した。吉田インターから高速に乗り、12時前には人吉市に着いた。娘に携帯で連絡を取ると、有名なウナギ専門店で一時間ほど並んで待っているという。人吉市は鮎と同様に、ウナギ料理でも有名らしい。ただ私たちにはそんなエネルギーはないので、お茶の五木園内の梅花庵でソフトクリームを、隣のパン屋さんでパンを買って簡単な昼食にした。
日差しが強く外では長く居られそうにもないので、どうして時間を過ごそうかと思いながら、取りあえず荷物だけでも旅館に預けることにした。ただ人吉旅館のチェックイン時間は15時になっていたが、取りあえず行ってみることにした。
この旅館は国宝の青井阿蘇神社のすぐ目の前に位置しており、パンフレットには「昭和9年の創業時の姿を残した歴史ある国登録有形文化財の旅館。自然の恵みそのままの美味しさを追求したお料理は、素材本来が持つ旨味を、日本古来の伝統の技と知恵で丁寧にひきだし、一品一品、手間暇かけておつくりします。源泉100%掛け流しの天然温泉は24時間いつでもお愉しみ下さい」と書かれている。
門構えからして古風で歴史の感じられる木造建築物のたたずまいである。中に入ると年配の仲居さんがロビー(待合室)に案内してくれた。「5分ほど待っていただければお部屋に案内できます」ということで、うれしいことに一時過ぎには2階の部屋に案内された。最近ではどこのホテルでもチェックイン時間が厳しくて、早く着いても部屋に入れないことが多い。この点、この旅館は一時間も前に到着したのに、普通に配慮してくれたことはありがたかった。
真ん中に囲炉裏のある薄暗いロビー(というと、近代的なホテルのロビーを想像してしまうが)には、昭和のグッズが数多く展示してあり、タイムスリップした感覚になる。昭和時代の電化製品、カメラ、漫画雑誌、ブリキのおもちゃなど、まさにNHKあさドラの「ひよっこ」の前の時代の昭和である。
古い数寄屋造りの和室に案内されたが、天井は高く広々としていて、ベランダもついている。昭和7年の建築様式が基本的には残されていて、書院造や違い棚、障子や天窓にも職人の技を見ることができる。トイレは広く、ここだけは洗浄便座付きの現代兵器にかわっている。
