健診模様(20)100名山踏破(2017/09/05)
小柄であるが引き締まった体格の60歳代前半の男性である。確か、県庁職員だということだった。「何かスポーツでも?」と話を向けると、「登山です。日本100名山には全て登頂しました」という。公務員で仕事しながらのことであるので、休みの取り方など時間管理がうまいのだろう。
この100名山というのは、小説家で随筆家の深田久弥の著した山岳随筆がもとになっている。日本の多くの山を踏破した本人の経験から、「品格・歴史・個性」を兼ね備え、かつ原則として標高1,500 m以上の山という基準を設け、『日本百名山』を選定したという。
ちなみに九州には①九重山( 1,791m)、大分県、②祖母山( 1,756m)大分県、宮崎県、③阿蘇山( 1,592m)、熊本県、④霧島山( 1,700m)、 宮崎県、鹿児島県、⑤開聞岳(924m)、鹿児島県、⑥宮ノ浦岳(1,936m)、鹿児島県の六つの山が選ばれており、そのうち鹿児島県からは3つの山ということになる。
私は鹿児島県の3つの山には全て登っているが、開聞岳は1000m足らずの高さにもかかわらず選ばれたのは、深田に強烈な印象を残したからだろう。頂上からの景色も素晴らしいが、海抜ゼロメートルからスタートとなるので、登るには結構きつい山である。現在の皇太子殿下は若い時に登ったらしく、付き人が追いつけなかったという逸話も残っている。
ところが、悲しいニュースが飛び込んできた。
6月11日、屋久島宮之浦岳の山中でグループ7人で登山をしていたが、女性客が増水した沢で流され、またその女性を捜しに行った同じグループの男性1人も行方不明になり、捜索の結果、心肺停止の状態で発見されたという。屋久島の沢は険しく、水量が増すと熟練者にも危険な山と言われている。
この宮之浦岳には大学時代に登った懐かしい思い出がある。ちょうどシャクナゲの咲く6月だったように記憶している。山小屋での楽しい食事や、沢遊びなどして、いまでも楽しい思い出とともに蘇ってくる。
霧島連山には何度も登ったが、特に敏秀の遺灰を撒いた新燃岳には追悼登山と称して関わりのあったメンバーと毎年登ることを常としていた。ところが2011年のあの大噴火以降、登山禁止になっている。最近、レベル1になっており、登山道の整備も進められているようなので、いつの日か登れるようになるのではないかと期待している。
この男性に、「かねてから登山の準備をされているのですか」と聞くと、「特にしていないですが、階段を毎日20回は昇ったり下りたりしています」ということだった。
この100名山というのは、小説家で随筆家の深田久弥の著した山岳随筆がもとになっている。日本の多くの山を踏破した本人の経験から、「品格・歴史・個性」を兼ね備え、かつ原則として標高1,500 m以上の山という基準を設け、『日本百名山』を選定したという。
ちなみに九州には①九重山( 1,791m)、大分県、②祖母山( 1,756m)大分県、宮崎県、③阿蘇山( 1,592m)、熊本県、④霧島山( 1,700m)、 宮崎県、鹿児島県、⑤開聞岳(924m)、鹿児島県、⑥宮ノ浦岳(1,936m)、鹿児島県の六つの山が選ばれており、そのうち鹿児島県からは3つの山ということになる。
私は鹿児島県の3つの山には全て登っているが、開聞岳は1000m足らずの高さにもかかわらず選ばれたのは、深田に強烈な印象を残したからだろう。頂上からの景色も素晴らしいが、海抜ゼロメートルからスタートとなるので、登るには結構きつい山である。現在の皇太子殿下は若い時に登ったらしく、付き人が追いつけなかったという逸話も残っている。
ところが、悲しいニュースが飛び込んできた。
6月11日、屋久島宮之浦岳の山中でグループ7人で登山をしていたが、女性客が増水した沢で流され、またその女性を捜しに行った同じグループの男性1人も行方不明になり、捜索の結果、心肺停止の状態で発見されたという。屋久島の沢は険しく、水量が増すと熟練者にも危険な山と言われている。
この宮之浦岳には大学時代に登った懐かしい思い出がある。ちょうどシャクナゲの咲く6月だったように記憶している。山小屋での楽しい食事や、沢遊びなどして、いまでも楽しい思い出とともに蘇ってくる。
霧島連山には何度も登ったが、特に敏秀の遺灰を撒いた新燃岳には追悼登山と称して関わりのあったメンバーと毎年登ることを常としていた。ところが2011年のあの大噴火以降、登山禁止になっている。最近、レベル1になっており、登山道の整備も進められているようなので、いつの日か登れるようになるのではないかと期待している。
この男性に、「かねてから登山の準備をされているのですか」と聞くと、「特にしていないですが、階段を毎日20回は昇ったり下りたりしています」ということだった。
