年末年始(3)(2018/01/11)
天気もいいし、歩数稼ぎも兼ねて近くの南洲神社に向かいました。参道から100段ほどの階段を昇ると、神社の左隣が西南の役を戦った戦没者2023人の墓が並んでいます。その中にはわずか14,5歳の少年の墓もあるということです。西南の役が始まり、西郷の自決で幕を降ろしたのが1877年ですから、まだわずか140年ほど前のことなのですね。私の生きてきた歳月のちょうど倍にあたるわけで、いかに世の中のスピードが速くなってきたのか実感できます。それにしてもあの戦略家の西郷がなぜ、誰が考えても勝ち目のない戦を始めたのか、今もって歴史の謎の一つです。
墓地の中央には西郷の墓、その両隣りが別府晋介と桐野利秋の墓になっています。今年の大河ドラマが「西郷(せご)どん」なので、この墓にも大勢の観光客が詣でることになるでしょうが、今朝は時間が早かったためか、さほど多くはありませんでした。墓の前で手を合わせた後、右隣りの南洲神社に参拝しました。その後、社務所でおみくじの入った西郷を形どった置物を、孫たちにと4個買いました。
この頃、時間はちょうど7時35分ごろになり、錦江湾と桜島が見渡せるこの高台には初日の出を見ようと多くの人が集まっていました。あいにく大隅半島の山端には雲がかかっており、すっきりした初日の出は見えなかったのですが、空の黄金色から判断すると37分ごろに山の端から太陽が顔を出したようです。
そのまま歩いて家に帰り、娘夫婦と一緒に照国神社に初詣の参拝をしました。時間が早かったためかこちらも参拝者もさほど多くはなく、並ぶこともなく2礼2拍1礼を済ませました。境内の出店で、梅が淵観音の大宰府餅を食べながら(先日、原さんが福岡から買ってきてくれた太宰府天満宮の餅が美味しかったので)参道を歩いて、今度は西本願寺にお参りに行くことになりました。西本願寺には毎年参拝して、記帳しています。10数年前に隣に住んでいた頃は、除夜の鐘を撞いたり、祖父母たちと鬼火焚きを囲みながら新年を祝ったものでした。
昼食はサンロイヤルホテルを予約してあったので、12時前にホテルに着きました。ちょうどホテルの前庭で餅つきをやっていたので、つきたての餅を頂けました。正月ならではの風景です。
いつものバイキング料理を食べた後、そのまま桜島桟橋に向かいました。車で桜島に渡るのは久しぶりです。桜島と鹿児島市の間は一番近い所で4キロと言われています。この日は天気も良く、山肌も鮮明に見えましたが、60万都市の近くに大噴火も起こす活火山があるというのも世界的にも珍しいようです。桜島フェリーは24時間運航ですが、昼間の時間帯は15分間隔で運行されており、わずか15分で桜島の袴腰桟橋に着くことができます。
今夜泊まる予定の桜島シーサイドホテルには桟橋から車だったら20分ほどで行けますが、まだチェックインの時間には少し早かったので、途中の赤水展望広場に立ち寄りました。2004年8月21日、ここで長渕のオールナイトコンサートが開催され、75,500人(当時桜島の人口は約6000人!)もの観客が、桜島で夜を明かしたと言われています。そのコンサート会場の跡地を整備して作られたのがこの広場です。娘はこの時にもコンサートに参加していました。広場にはやはりというか、「長渕ヘアスタイル」の若者の姿を多数見かけました。
墓地の中央には西郷の墓、その両隣りが別府晋介と桐野利秋の墓になっています。今年の大河ドラマが「西郷(せご)どん」なので、この墓にも大勢の観光客が詣でることになるでしょうが、今朝は時間が早かったためか、さほど多くはありませんでした。墓の前で手を合わせた後、右隣りの南洲神社に参拝しました。その後、社務所でおみくじの入った西郷を形どった置物を、孫たちにと4個買いました。
この頃、時間はちょうど7時35分ごろになり、錦江湾と桜島が見渡せるこの高台には初日の出を見ようと多くの人が集まっていました。あいにく大隅半島の山端には雲がかかっており、すっきりした初日の出は見えなかったのですが、空の黄金色から判断すると37分ごろに山の端から太陽が顔を出したようです。
そのまま歩いて家に帰り、娘夫婦と一緒に照国神社に初詣の参拝をしました。時間が早かったためかこちらも参拝者もさほど多くはなく、並ぶこともなく2礼2拍1礼を済ませました。境内の出店で、梅が淵観音の大宰府餅を食べながら(先日、原さんが福岡から買ってきてくれた太宰府天満宮の餅が美味しかったので)参道を歩いて、今度は西本願寺にお参りに行くことになりました。西本願寺には毎年参拝して、記帳しています。10数年前に隣に住んでいた頃は、除夜の鐘を撞いたり、祖父母たちと鬼火焚きを囲みながら新年を祝ったものでした。
昼食はサンロイヤルホテルを予約してあったので、12時前にホテルに着きました。ちょうどホテルの前庭で餅つきをやっていたので、つきたての餅を頂けました。正月ならではの風景です。
いつものバイキング料理を食べた後、そのまま桜島桟橋に向かいました。車で桜島に渡るのは久しぶりです。桜島と鹿児島市の間は一番近い所で4キロと言われています。この日は天気も良く、山肌も鮮明に見えましたが、60万都市の近くに大噴火も起こす活火山があるというのも世界的にも珍しいようです。桜島フェリーは24時間運航ですが、昼間の時間帯は15分間隔で運行されており、わずか15分で桜島の袴腰桟橋に着くことができます。
今夜泊まる予定の桜島シーサイドホテルには桟橋から車だったら20分ほどで行けますが、まだチェックインの時間には少し早かったので、途中の赤水展望広場に立ち寄りました。2004年8月21日、ここで長渕のオールナイトコンサートが開催され、75,500人(当時桜島の人口は約6000人!)もの観客が、桜島で夜を明かしたと言われています。そのコンサート会場の跡地を整備して作られたのがこの広場です。娘はこの時にもコンサートに参加していました。広場にはやはりというか、「長渕ヘアスタイル」の若者の姿を多数見かけました。