Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

「すいもあまいも」相談(2018/02/26) 

(相談)夫が頼りなくもう限界寸前 
 結婚して26年になります。主人の優しさに惹かれていましたが、息子たちが生まれてからは頼りなさに感じられるようになりました。今では一緒にいることすらストレスを感じ、話すのも嫌です。息子たちも主人に相談することはなく、三男は会話もしません。主人は朝早くから夜遅くまでの仕事で大変なのは分かります。でも、私はパート、家事、次男の介護、実父の面倒をみており、余裕がありません。私が病気で寝込んでも、主人は息子の介護と食事の支度は私がすると考えます。もう限界寸前です。現状を変えようと仕事を辞める決意をしました。このまま主人と一緒にやっていけるのか不安です。(50代女性)
 
(回答)自由な時間作り、笑顔取り戻して
 相談者は仕事、家事、介護と一人三役をこなしながら、懸命に働いてこられたのですね。その結果、心身ともに疲れ果ててしまっているようです。こんな時、ご主人からねぎらいの言葉一つであれば少しは和むのでしょうが。
 ご主人は仕事一途で優しい反面、不器用で周りの状況がよくみえない方のように思えます。よく言う九州男児の典型的のような。ここは窮状をご自身から話されたらどうでしょう。分ってくれそうな気がします。黙っていては何も解決しません。
 一人でしょい込まないで、介護は福祉サービスなどを受けることも考えてはどうですか。全てを完璧にこなさないと気が済まない性質かもしれませんが、大抵のことはテゲテゲでいいわけです。
 家の中は少々散らかっていても、食事も手抜きでいいのではないですか。それより自由な時間をつくって、笑顔を取り戻してください。家族も気持ちが軽くなると思います。
 ただ仕事を辞めるのは反対です。息抜きにもなりますし、社会との貴重なつながりを絶つことになります。
 ものは考えようです。今が大変さのピークで、そのうちに一つずつ片付いて「あんな時もあったなあ」とご主人と笑いあえる日がきっと来ると思います。