Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

新人VS 先輩 会社でびっくり!(2018/04/06) 

NIKKEIプラス1(2018年3月24日)の「何でもランキング」では、「新人VS 先輩 会社でびっくり!」というタイトルで、「新社会人にとって職場は知らない上司ばかり。驚くのは彼らを迎える先輩、上司も同じだ。双方にびっくりした経験を聞き、ランキングした」という視点で特集を組んでいる。(調査のやり方は20代向けに「社会人になって驚いたこと」40項目、30~50代向けに「新社会人を迎えて驚いたこと」31項目を2018年2月下旬にネットで実施。まずリストの中から最大7項目まで選んでもらった。回答者は会社員、公務員として働く男女で、有効回答数は20代が504人、30~50代が500人)。
 いつものように土曜日の朝、病院の院長室でこの記事を読んで、少なからず衝撃を覚えた。時代の流れと言えばそれまでだが、あまりにも仕事に対する考え方など若い世代では変わってきているのである。ただ、院長という職責からは、相手を知らなければ適切な運営はできないので、この時期にこのような記事を読むことができたのは幸いと言えるかも知れない。勿論、人それぞれであり一括りにしてしまうのは危険である。あくまでマジョリティとしての考え方がそのようになってきているのだというように理解すべきだろう。
 ちょうど支払基金の審査会の日だったので、朝早く出かけて、基金の職員としばし「談笑」することだった。
 「やはり今の若い人の考え方、随分、変わって来たんですね。我々の世代は周りの空気を読んで、ちょっと今は忙しそうだから、休みをもらうのは気が引けるね、というような発想じゃなかったですか。また大雪や台風の日でも、無理をしてでも出勤しなければならないと思うものでしたよね」
 「今の若者は、プライベートを優先される考え方ですから」
 「職場での一年目は、仕事に対する姿勢を教えることだと思っていたら、若い人はまずは知識やスキルを習得したいということがよく分ります」
 「昔は先輩の背中を見て仕事をすることが普通だったけど、今は手取り足取り教えないといけなくなったということですかね。口で言わないと分らない・・・」
 「何はともあれ、まずはビールでもなくなったんですね」
 「仕事への不満を隠さない、我慢することなくはっきりものをいう子が増えたんですね」
 【新人】
 第1位(386人):発言や休暇は空気を読んでから
 第2位(279人):仕事のマニュアルや説明がなかった
 第3位(165人):台風・大雪でも出勤する
 第4位(117人):あまり飲みに誘わない
 第5位(111人):仕事をだらだらやる
 第6位(100人):データに基づかないアナログな判断が多い
 第7位(98人):プライベートのことを聞かない
 第8位(93人):服装がカジュアル
 第9位(93人):女性が少ない
 第10位(87人):下積み時代を武勇伝のように語る
 【先輩】
 第1位(260人):友達感覚で話しかけてくる
 第2位(175人):プレゼンなど人前で話すのが上手
 第3位(172人):プライベートを優先する
 第4位(159人):周りと競わない
 第5位(146人):手取り足取り教える必要がある
 第6位(144人):仕事への不満を隠さない
 第7位(126人):職場の固定電話を率先して取らない
 第8位(120人):ネット検索が速い
 第9位(102人):宴会で最初からビール以外を飲む
 第10位(76人):配属後もSNSで同期とつながっている