Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

白内障の手術(4)(2018/05/11) 

その日の審査会で、先達の松元先生に聞いてみた。「私は4か月、間をおいて手術したのですが、右眼は遠方に、左眼は近くに焦点をしてもらっています。そのため眼鏡はいらずで、ばっちりですよ」と言われていた。確かに理屈ではそうであるが、そんな器用なことができるのだろうか。
 師長さんからあらたにリンデロンや抗炎症薬の目薬を追加されて、日常生活の注意(しばらくは洗顔や洗髪ができない)などの注意と、新たに2種類の目薬をもらった。合計3種類となり、その順序も決まっているのでお年寄りにはそれなりに大変だろう。
 8時10分に2階に降りて視力の検査、まあまあの値のようで、今まで見えなかったところがやや見えるようになっているようである。30分から馬渡先生の診察を受けて、「特に問題ないですよ。順調です」と言われる。1階で会計を済ませて、歩いて病院に向かった。師長さんに便宜をはかってもらった(外来の一番に)ので、8時半過ぎには眼科を出ることができた。昨日、秘書の鳥居さんに「25日の健診時間を少し遅らせてください」は杞憂に終わった。
 「第一弾」は何とか無事に終わった。実はこの項は、25日の朝、眼帯を外してもらい、パソコンを使うことができるようになってから書き始めたものである。24日の術後は、退屈な時間だったが、片目ではパソコンのキーを打つ気持ちにはなれなかった。今更ながら「伊達正宗や丹下左膳はエライ」と思うことである。
 25日はいつものように朝の健診、検食、外来、PET結果説明を行い、支払基金の最終日だったので、電車で基金事務所に向かう。さすがに車に乗る気にはなれなかった(もっとも術後一週間は禁止されているのだが)。
 26日の出来事は、ほとんど24日の繰り返しである。朝早く歩いて南風病院まで出かけていき、院内ランを発送し、また歩いて8時には井後眼科に到着した。幸い、雨は降っていない。
 この朝はそのまま24日と同じ病室に入ることができて、そこで血圧と体温が測られ、2階で眼圧と視力測定である。視力は裸眼で0.3、矯正視力は1.2まで回復しているようで、少しうれしかった。
 この日の手術は15人で、6番目である。やり方は一回目と全く同じであるが、術中はどういう訳か少し緊張した。一回目の記憶があるので、少し時間がかかったり、やり方が異なると、「何か不都合なことでも起きたのじゃないか」と邪推してしまうからである。一回目より少し時間がかかったように感じたが無事に終わった。病室に戻ったのは10時20分だった。
 この日は左目の焦点がパソコンのキーボードを打つ位置にあるので、早速片目でパソコンを打つことができた。ただし遠方を見たり、メガネをかけるとかえって見にくく感じる。
 夜、先達の弟に電話する。「メガネがよく合うまでに、2回ほど取り替えた」ということである。仮のメガネでもいいので買わないと、車の運転がやりづらそうである。