Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

孫の運動会(後)(2018/10/23) 

チューリップ組、さくら組に続いて、なのはな組となり、いよいよ芽生ちゃんの出番である。事前情報では3番(3人で走る)になることが多いと聞いていたので、正直なところ大きな期待はしていなかった。12月30日生まれの早生まれに近いので、それだけでもハンディキャップがある。ところが子どものかけっこは走ってみないとわからない。スタートがよいとそのまま一等でテープを切ってしまう。先日、ラインで送られてきた運動会では、息子の長男のタンゴ君もフライング気味でスタートして一等賞だった。小さな校庭で直線はないので、外側から追い抜くことはまず不可能に近い。芽生ちゃんには事前に「先生のヨウイ・ドンの、ヨウイのところで走るといいよ」と悪知恵を授けていたが、正義感の強い芽生ちゃんは「それはいけないことだと思います」と言う。確かに年中組ともなると、極端なフライングがあるとスタートをやり直されていた。
 この日の芽生ちゃんはスタートがよく、なんとそのまま一位でゴールしてしまった。想定外の出来事に本人も驚いたのか、一等の犬さんの旗の場所に並びながら、両手を広げてガッツポーズをしていた。
 その後、隼生君は午前中の「バスにのって」というプログラムでお払い箱になり、観客席の方に回る。芽生ちゃんはその後もいくつかの出番があって、大活躍だった。おじいちゃん、おばあちゃんのための「ダンシング玉入れ」というプログラムもあったが、さすがに出場は遠慮した。
 12時からお弁当になった。教室にビニールシートを敷いて、食べる風景は昔と変わらない。私の小学校の頃の運動会は部落総出で、賑やかだった思い出がある。お昼の弁当は河童巻きやいなり寿司が定番で、これらを食べられるのは運動会の時ぐらいで大変な「ごちそう」だったことになる。ところが今ではお昼のお弁当の時に回りを見渡しても、いなり寿司など持ってきている家庭は見かけなかった。
 14時過ぎには全てのプログラムは終了した。閉会式では園長先生のあいさつの後、一人ひとりに大きな袋のお土産が配られていた。
 私は娘のマンションでしばらく過ごした後、防長バスで新山口駅に向かったが、J2のサッカーの試合があったためか道路が混んでいて、16時6分発のさくらにやっと間に合った。
 一日で往復できるいい時代になったものである。