Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

大分県重症難病患者医療ネットワーク研修会(前)(2019/02/04) 

1月26日、国立病院機構西別府病院の主催する大分県重症難病患者医療ネットワークの研修会に講師として招かれた。
   西別府病院は大分県の重症難病医療の拠点病院であり、神経難病在宅支援に関わる看護師、訪問看護師、ケアマネ、ヘルパーなどを対象にした研修を企画したのである。個人的には私は大分県の、特にALSに関わってきたメンバーとは十数年前からご縁があり、何度か講演などで訪問してきた。当日の講演でも紹介したが、1997年に湯布院で開催されたALS患者会との研修会や、2011年には第2回大分難病研究会で講演する機会があった。この時にはスポンサーになってくれていたテルモの当時の鹿児島支店長だった岡村さんと豊肥線(九州横断鉄道)での3時間の旅となり、そのことがきっかけで2013年からの鹿児島セイフティネット研究会の発足につながった。また大分県には豊後高田市の東さんや難病協議会の上原さんなど長いお付き合いのある人もいる。
   鹿児島から大分へは飛行機ではいけないし、日豊線は接続が悪いので、結局小倉周りを選択することになった。ちょっと時間はかかるのだが、何となく楽しみな「旅」になった。ちょうどこの26日は旧第三内科の開講記念会が予定されていたが、この日の日程はずいぶん前に決まっていたので致し方なかった。
   朝、鹿児島中央駅を7時6分に発車する九州新幹線の指定席に乗車した。車内は予想に反してガラガラである。熊本を通過するまで地震が来ないかと心配したが、この時間帯は無事スルーできた。(この懸念はあたっており、翌日の午後2時過ぎには熊本を中心にした震度5弱の地震があり、新幹線も20分ほど停まっている)。
   博多駅で9時1分発のソニック9号に乗り換え、別府駅には11時前に着くことができた。小倉駅ではどういう訳か進行方向が逆になり(スウィッチバック)、座席を回転することになっていた。小倉を過ぎて行橋辺りからは車窓から見える景色は一変し、一面の銀世界である。遠くに見える山々は冠雪し、吹雪が激しく舞っており、一面の銀世界である。
   別府駅に到着後、翌日の帰りの指定席を予約しておこうと気を利かせたが、緑の窓口は長蛇の列で、おまけにソニックの指定席は全て満席となっていた。別府は中国や韓国の観光客には温泉がらみで人気があり混雑していると聞いていたが、ここまでとは思わなかった。
   講演会場はビーコンプラザとなっていたので、天気がよければ歩いてちょうどの距離である。ところがみぞれ交じりの強風が吹き荒れていたので断念し、バス乗り場に行ってみた。しばらく並んでいたら係の人が来られて、「ビーコン経由の湯布院行きは積雪のために運行停止です」ということで、仕方なくタクシーに飛び乗った。