Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

正月三ヵ日(後)(2019/01/16) 

18時からはレストランの食事会場に。行儀のいいしつけのいい子どももいるが、私の孫たちはきちんと椅子に座って食事ができない。ホテル側もその辺りはよく熟知しているようで、壁際に用意してくれていた。事前に芽生ちゃんの卵アレルギーは連絡していたのだが、連絡の不行き届きか4人の子どもたちの食事は全く一緒である。今さら変えてもらう訳にもいかないし、もともと小食の芽生ちゃんなので、食べられそうなものだけ食べることにした。ただアレルギーも少しずつ改善してきているようで、つなぎだったら大丈夫だという。私たちのテーブルの横は、お父さんと10代の娘の二人の座席になっている。娘の方はいわゆる脳性まひのようであるが、父親が辛抱強く介助しながら食べさせていた。
   夜は真ん中の部屋に集まり、トランプなどで遊んだ。
   翌朝は朝食の後、9時半ごろチェックアウトして息子の家族は高速でそのまま久留米に向かった。当初はまほろばの里で凧揚げなどをする予定にしていたが、寒いのでそのまま帰ることにした。結果的には大正解で、息子の家族はスムースに久留米の自宅に帰れたようである。
   娘の家族は昼食を食べて買い物などしたのち、18時30分の新幹線に予約をしていた。ところがラインで、「乗れたよー。5時16分と24分がいて、24分に乗ったから、結構空いているよー」。良かったなあ、これで一時間は早く着ける、とホッとした。
   ところが・・・あの3日夕刻の熊本地震にかち合ってしまったのである。
   気象庁の発表では、午後6時10分ごろ、九州の熊本地方を震源とする強い地震があった。震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.0と推定されている。この地震による津波の心配はない、ということだった。
   18時18分のラインで「今、地震がおきて、新鳥栖あたりで停電になっていて、停止しているよー」。電話をすると、新八代駅の近くのトンネルの中で停止しているという。善後策をどうすればいいか考えたのだが、娘は4日の勤務はどうしても出なければならないということだった。
   19時00分のラインでは「とりあえず熊本に着いたよ。まだ何も説明がないからまっている」。
   熊本、新八代間は大したことはなかったようで、しばらくの間停止後、熊本駅に向けて出発出来たようである。さてどうすればいいか、タクシーで博多まで行く方法もあるが、高速が使えないとなると大渋滞だろう、一旦鹿児島に帰ってくるなどの選択肢も考えた。テレビを見ると震度6弱にしては大きな損害はないようだし、明日の新幹線は動くのではないかと考えた。それなら熊本駅の近くのホテルに泊まって、明日の早い便で山口に向かうことができたら問題はないと、希望的観測にかけた。詳しいことは聞いていないが、ホテル熊本オオタニに泊まり、4日の6時1分発の新大阪駅に乗れたということである。
   結果的には正しい判断となった訳で、熊本駅からはそんなに早い新幹線があるとは知らなかった。