緩和ケア研究会から厚生科学審議会に(2)(2017/02/17)
私は難波先生にはそれまで神経学会や研究班で少し面識はあったかと思うが、親しくなったのはこの本が刊行されて以降である。正確な年は忘れてしまったが、当時ALSに関わっている全国の先生方が岡山に集まり、中国山地の温泉宿(武蔵の里)で夜を通してALSに関わる問題に関して語り合った懐かしい思い出も浮かんでくる。また難波先生もご家族で鹿児島に旅行に来られて、「ざぼんラーメン」などを一緒に食べたこともあった。おばあちゃんが食べ残したラーメンをお孫さんが食べる姿を見て、微笑ましく思ったものである。
さて研究会当日、鹿児島中央駅を7時53分に出発するみずほ602号に乗り込んだ。鹿児島は大粒の雨が降っていたが、温かい朝である。岡山駅まで3時間、10時57分に到着した。途中、久留米にいる息子夫婦や孫のタンコ君にも会いに寄りたかったが、タイトな時間になっておりその時間はとれなかった。また小倉駅を通過する頃には、半年ほど前に孫が黒崎にある九州病院に入院していた時に、不安な気持ちで何度も病院に通ったことなどを思い出したりした。
岡山駅に着いた後、明朝の東京行きの新幹線指定席を買い求め、ちょっと早い昼食を構内の「すき家」で摂った。「すき家」で食べるのは初めてだったが、牛丼はやはり吉野家だと勝手に思った。
今日の研究会の会場の倉敷市までは、車で30分ほどである。駅でタクシーに乗ると、運転手は後ろ姿から同世代に思えたので「何年の生まれですか」と尋ねてみた。「昭和23年で、会社を辞めてタクシーに乗って6年になります」という。「2年前に、胃の具合が悪いので検査したら、胃がんだと言われた。岡山済生会病院で三分の二を取りました。15キロほど痩せて、現在65キロとちょうどいい体重になりました」。「ところが定期健診のCTで、今度は肺にも陰があるということで、2週間ほど後に手術をする予定です」「運のいい人ですね。きっと100歳まで生きるかも」と笑いながら声をかけた。それにしても一昔前は「がんであること」を告知することがはばかられた時代もあったが、いまやあっけらかんと「インフルエンザに罹った」ような感覚で話題にできる時代になっている。逆に、早期診断の重要性がよくわかる。
この後は野球談義となり「岡山から倉敷にかけては、有名な選手がたくさん出て居るんですよ。星野は倉敷商業だし、川相、秋山、大杉、平松、松岡・・・」と昔懐かしい名選手ばかりである。時代を共有できることは嬉しい。
会場は川崎医科大学大学病院の6階の大会議室であるが、会議室とはいえ大きな講堂に等しいくらいの広さである。日曜日の午後で雨が降っており、足元もよくなかったが、女性を中心に100人ほどが集まってくれていた。ロビーで、スポンサーである藤本製薬の部長と「世間話」をして時間を過ごした。「商品の『エフピー(パーキンソン病の治療薬)』とは直接関係はないのに、支援してくださっているのですね」と話すと、「確かにそうなんですが、緩和ケアは現在重要な課題ですし、長い目で見ることにしています」と言われる。このように理解のあるメーカーは有難い。
さて研究会当日、鹿児島中央駅を7時53分に出発するみずほ602号に乗り込んだ。鹿児島は大粒の雨が降っていたが、温かい朝である。岡山駅まで3時間、10時57分に到着した。途中、久留米にいる息子夫婦や孫のタンコ君にも会いに寄りたかったが、タイトな時間になっておりその時間はとれなかった。また小倉駅を通過する頃には、半年ほど前に孫が黒崎にある九州病院に入院していた時に、不安な気持ちで何度も病院に通ったことなどを思い出したりした。
岡山駅に着いた後、明朝の東京行きの新幹線指定席を買い求め、ちょっと早い昼食を構内の「すき家」で摂った。「すき家」で食べるのは初めてだったが、牛丼はやはり吉野家だと勝手に思った。
今日の研究会の会場の倉敷市までは、車で30分ほどである。駅でタクシーに乗ると、運転手は後ろ姿から同世代に思えたので「何年の生まれですか」と尋ねてみた。「昭和23年で、会社を辞めてタクシーに乗って6年になります」という。「2年前に、胃の具合が悪いので検査したら、胃がんだと言われた。岡山済生会病院で三分の二を取りました。15キロほど痩せて、現在65キロとちょうどいい体重になりました」。「ところが定期健診のCTで、今度は肺にも陰があるということで、2週間ほど後に手術をする予定です」「運のいい人ですね。きっと100歳まで生きるかも」と笑いながら声をかけた。それにしても一昔前は「がんであること」を告知することがはばかられた時代もあったが、いまやあっけらかんと「インフルエンザに罹った」ような感覚で話題にできる時代になっている。逆に、早期診断の重要性がよくわかる。
この後は野球談義となり「岡山から倉敷にかけては、有名な選手がたくさん出て居るんですよ。星野は倉敷商業だし、川相、秋山、大杉、平松、松岡・・・」と昔懐かしい名選手ばかりである。時代を共有できることは嬉しい。
会場は川崎医科大学大学病院の6階の大会議室であるが、会議室とはいえ大きな講堂に等しいくらいの広さである。日曜日の午後で雨が降っており、足元もよくなかったが、女性を中心に100人ほどが集まってくれていた。ロビーで、スポンサーである藤本製薬の部長と「世間話」をして時間を過ごした。「商品の『エフピー(パーキンソン病の治療薬)』とは直接関係はないのに、支援してくださっているのですね」と話すと、「確かにそうなんですが、緩和ケアは現在重要な課題ですし、長い目で見ることにしています」と言われる。このように理解のあるメーカーは有難い。
