健診模様(15)鹿児島の方言(キンベ)(2017/05/31)
50歳代の女性、小太りで標準体重よりだいぶオーバーしている。「もうちょっと体を動かさんといけませんね」と言うと、「実家が山川で、時々マンゴー栽培の手伝いなどをやっているんですが。温泉の熱を利用しての温室栽培で、本当に美味しいですよ」という話から、「方言」の話へと繋がっていく(会話は当然、からいも標準語でなされているが、ここでは標準語に変換)。
「マンゴーの受粉にはキンベを利用しています。カツオの頭をもらってきて、畑に置いてしばらくすると、キンベがたかります」という。キンベという呼び方は鹿児島弁で、正式にはキンバエである。「人間生活に適応して勢力を拡大した種であって、本来は動物死体に発生していたものである。畜舎やゴミ処理場などで集中発生し、一般家庭の台所の生ゴミからも多くが出現する」と、ものの本には書かれている。あの嫌われ者のキンベが、時と場所によっては有益になる。
ところで、鹿児島弁では「へ」という呼び方に3つの意味があるということは、方言の「イロハ」で、鹿児島弁の紹介の時には面白おかしくよく紹介される。
ハエをへというように呼ぶわけだが、「ヘが飛んじょっど」は「ハエが飛んでいるよ」となる。次は標準語?そのままの「屁」である。「屁をひる」と言うように、「ひる」は「放(ひ)る」というふうに使われるが、やはり方言での表現のようである。ウイキペディアによると、「へ」は音が「屁」に通じるので、いろは48組に「へ組」はなく、また自動車用ナンバープレートには用いられないそうである。
最後が鹿児島ならではともいうべき表現で、桜島の「火山灰」を「へ」と言う。「へが降っでけた」というふうに。
健診の時に隣でパソコンの操作をしてくれている松下さんに「へがハエのことだと知っていた?」と訊ねると、「知ってましたよ」と言う。松下さんは鹿児島市の出身だということだが、松下さんよりちょっと若い看護師の前平さんは「種子島では使わないと思います」と言われる。地域によっての違いなのか、年齢によるものか定かにはならなかった。
「マンゴーの受粉にはキンベを利用しています。カツオの頭をもらってきて、畑に置いてしばらくすると、キンベがたかります」という。キンベという呼び方は鹿児島弁で、正式にはキンバエである。「人間生活に適応して勢力を拡大した種であって、本来は動物死体に発生していたものである。畜舎やゴミ処理場などで集中発生し、一般家庭の台所の生ゴミからも多くが出現する」と、ものの本には書かれている。あの嫌われ者のキンベが、時と場所によっては有益になる。
ところで、鹿児島弁では「へ」という呼び方に3つの意味があるということは、方言の「イロハ」で、鹿児島弁の紹介の時には面白おかしくよく紹介される。
ハエをへというように呼ぶわけだが、「ヘが飛んじょっど」は「ハエが飛んでいるよ」となる。次は標準語?そのままの「屁」である。「屁をひる」と言うように、「ひる」は「放(ひ)る」というふうに使われるが、やはり方言での表現のようである。ウイキペディアによると、「へ」は音が「屁」に通じるので、いろは48組に「へ組」はなく、また自動車用ナンバープレートには用いられないそうである。
最後が鹿児島ならではともいうべき表現で、桜島の「火山灰」を「へ」と言う。「へが降っでけた」というふうに。
健診の時に隣でパソコンの操作をしてくれている松下さんに「へがハエのことだと知っていた?」と訊ねると、「知ってましたよ」と言う。松下さんは鹿児島市の出身だということだが、松下さんよりちょっと若い看護師の前平さんは「種子島では使わないと思います」と言われる。地域によっての違いなのか、年齢によるものか定かにはならなかった。
