Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

夏の難病対策委員会(2017/07/24) 

台風(3号)一過とはいかないまでも、7月5日の朝は雨の心配はないようだ(ところが5日から6日にかけて福岡県北部、熊本、大分では大雨特別警報が出されて、大惨事となった)。
この朝、病院でちょっと仕事をしたのち10時前に空港に向かった。午後からTKP赤坂駅カンファレンスセンターで、第48回厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会と第19回社会保障審議会児童部会小児慢性特定疾患児への支援の在り方に関する専門委員会の合同開催が予定されている。「合同開催」は初めての企画である。そして夜は、有楽町の輝咲で、旧福寿司組の集まり(貴志さんが、私の古希を知ってか知らぬか、「囲む会」と銘打ってくれている)がある。正直に告白すれば、厚労省の委員会だけなら上京することも気が重いが、今回のように、ちょっとした楽しみが待っていると「悪くはない」という気分になる。
 いつもこの時期に難病対策委員会が開催されているようで、2年前の7月10日には、委員会の後、課長補佐の前田さんなど難病対策課のスタッフが有楽町駅の近くのお店で私の誕生日を祝ってくれたことも懐かしい思い出である。
 空港で、今夜輝咲に集まる人のために下駄ん歯を買い込む(薩摩揚げと伊佐美は前もってクロネコヤマトで送っている)。出発ロビーでパソコンをいじっていると、隣から声をかけられた。「がんサポートかごしま」の三好さんで、放送大学関係の仕事で上京するところだという。また彼女は厚労省のがん拠点病院の見直しのための作業部会の委員も仰せつかっているという。地方でも一つのことに熱心に頑張り続けていると、自然に光ってくるものだとあらためて思うことである。
 搭乗口横のスカイテラスで牛丼をかけ込んで搭乗すると、時間帯が中途半端のためか機内には空席が目立つ。真ん中の席だったが、窓際の席も空いていたので勝手に移動する(翌朝の羽田空港6時40分発の帰りの便もがらがらで、席を窓際に移動した)。窓際が嫌な人もいるが、私は窓際派である。運がよければ富士山を機内から眺めることもできる(この日はあいにく、雲がかかっていたが)。
 13時10分に羽田空港に着いたので、今夜宿泊予定の羽田東急ホテルに荷物を預けてモノレールに乗り込む。会場は千代田線の赤坂駅から出口一分と書かれているので、有楽町駅から千代田線を利用することにする。パック旅行がなかった頃には、研究班会議などで上京する時には、宿泊場所として赤坂にあるKKRの茜荘を利用することが多かった。 茜荘は国家公務員第二共済組合の運営していた旅館だった(現在はなくなっている)ので、国立病院の職員は比較的安く泊まることができた。井形先生が第三内科の教授の頃、「茜荘に泊まるときには『私は南九州病院です』と言うと、フロントのおじさんもよくわかってくれていてねえ、にゃっとしながらそうでしたと言ってくれるんだよ」と、ニコニコしながら話されていたことを思い出す。門限が11時となっていたが、よく宿泊していたのでおじさんとも顔なじみになり、11時の門限を過ぎた後でも裏から入れてくれたこともあった。