マリとザンビア(後)(2018/03/30)
もう一人は、当院で10年以上にわたって医療支援課をサポートしてくれた原さんである。先日、秘書の鳥居さんと三人のささやかな送別会を聞いたが、現在63歳ということだった。今回JICA(ジャイカ:外務省所管の独立行政法人で、政府開発援助(ODA)の実施機関の一つであり、開発途上地域等の経済及び社会の発展に寄与し、国際協力の促進に資することを目的としている)の仕事で、ザンビア共和国の首都のルサカにある病院のマネジメントなどを担当するのだという。原さんは以前、中東で3年ほど働かれた経験もあるようなので、すぐに現地に溶け込み活躍できるのではないだろうか。10回ほど菜の花マラソンを走り切ったということなので、体力の面では不安はないだろう。
ザンビアと言っても知らない人が多いだろう。南部アフリカの内陸国で、シュバイツアーが住んでいた赤道直下のガボンより少し南アフリカ側である。国土の大部分が高原であり、いくつかの河川が谷を刻んでいる。銅の産出国で、銅に依存した経済だという。ナミビア、ボツワナ、ジンバブエとの国境を形成し、ヴィクトリアの滝(落差108m)が有名である。
日本はこのザンビアの援助に力を入れており、経済協力はずいぶん前の資料では年間5,200万ドル(約57億円)と、日本の対アフリカ援助で3番目となっている。1970 年の青年海外協力隊(JOCV)派遣に始まり、1972 年の円借款、1980年の無償資金協力開始へと続き、その対象分野は、運輸交通、水、電力などのインフラ分野、民間セクター開発、農業、保健、教育分野など多岐にわたっている。中国も大きな投資を行っており、中国との間で綱引き状態が続くようである。在留日本人数 は252人(2014年10月現在)だという。]
治安はいいようで、2012年に発表された世界平和度指数ランキングでは158か国中51位で、アフリカでもっとも平和な国の一つとして評価されている。
逆にネットで検索すると、医療面は劣悪なようで医師や看護師が極端に不足している。医学部を持った大学が少なく、せっかく医師や看護師になった人材も、より給料の高い国外へ流出し、医師や看護師の職業意識も低い。2007年のHIV感染者は推計で約110万人と感染率は15.2%と極めて高い。ザンビア人の平均寿命は38.63歳(男性:38.53歳、女性:38.73歳)と、マリよりかなり低い。
そんな過酷な環境で、草の根で身を粉にして働いている日本人も何人かいるそうだ。JACAによると、ザンビア国内に拠点を持ち活動している日本のNGOはいくつかあり、現地で患者を診察したり、エイズの啓蒙活動をしたりと、寄生虫を殺す駆虫剤の投与といった活動を行っているという。
原さんはとりあえず2年の予定で活動されるということだが、ネット社会、ラインなど使って現地の病院の様子なども伝えてくれるということで、楽しい民間交流ができたらと願っている。
ザンビアと言っても知らない人が多いだろう。南部アフリカの内陸国で、シュバイツアーが住んでいた赤道直下のガボンより少し南アフリカ側である。国土の大部分が高原であり、いくつかの河川が谷を刻んでいる。銅の産出国で、銅に依存した経済だという。ナミビア、ボツワナ、ジンバブエとの国境を形成し、ヴィクトリアの滝(落差108m)が有名である。
日本はこのザンビアの援助に力を入れており、経済協力はずいぶん前の資料では年間5,200万ドル(約57億円)と、日本の対アフリカ援助で3番目となっている。1970 年の青年海外協力隊(JOCV)派遣に始まり、1972 年の円借款、1980年の無償資金協力開始へと続き、その対象分野は、運輸交通、水、電力などのインフラ分野、民間セクター開発、農業、保健、教育分野など多岐にわたっている。中国も大きな投資を行っており、中国との間で綱引き状態が続くようである。在留日本人数 は252人(2014年10月現在)だという。]
治安はいいようで、2012年に発表された世界平和度指数ランキングでは158か国中51位で、アフリカでもっとも平和な国の一つとして評価されている。
逆にネットで検索すると、医療面は劣悪なようで医師や看護師が極端に不足している。医学部を持った大学が少なく、せっかく医師や看護師になった人材も、より給料の高い国外へ流出し、医師や看護師の職業意識も低い。2007年のHIV感染者は推計で約110万人と感染率は15.2%と極めて高い。ザンビア人の平均寿命は38.63歳(男性:38.53歳、女性:38.73歳)と、マリよりかなり低い。
そんな過酷な環境で、草の根で身を粉にして働いている日本人も何人かいるそうだ。JACAによると、ザンビア国内に拠点を持ち活動している日本のNGOはいくつかあり、現地で患者を診察したり、エイズの啓蒙活動をしたりと、寄生虫を殺す駆虫剤の投与といった活動を行っているという。
原さんはとりあえず2年の予定で活動されるということだが、ネット社会、ラインなど使って現地の病院の様子なども伝えてくれるということで、楽しい民間交流ができたらと願っている。
