白内障の手術(1)(2018/05/08)
生まれて初めての手術(ちょっと大げさかな)である。そして初めての入院(一泊なのにこちらも大げさ)でもある。幸い運がよくて、これまで大きな病気をすることもなくこの歳まで過ごすことができた。骨折など怪我もしたこともない。ただ今回の手術は、見方を変えれば長寿への「プレゼント」と考えられなくもない。父は61歳で亡くなったので、もちろん白内障になることもなかった。ところが4人の子どもたちは、「幸いに」とでも言うべきか、みんなこの手術を経験しているようである。
まず私のメガネ歴から始めることにする。
メガネを初めてかけたのは、城西中学の2年生の時だったように記憶している。久保田先生の社会科の授業で、黒板の字が見えづらくなって、自分の視力が落ちているとは思わずに「先生、字をもっと大きく書いてください」とお願いしたら、「お前の目が悪かたっが」と一蹴された。早速、メガネ屋さんで検鏡したら近眼と分かり、それ以来メガネをかけることとなった。まだメガネをかけている人が少ない年頃だったので、少なからずショックを受けたことを記憶している。
今年になって「遠くのものがぼやけて見える」というような視力の低下を自覚したので、近くのメガネ店(明視堂)で調べてもらった。係の男性に念入りに検査してもらい、「確かに左右の視力の差が大きいですが、白内障ではないようです・・・」と言われたのでそのままに放置していた。ところが運転免許の高齢者講習で視力検査があり、あの〇の欠けた部分がどの方向なのか、大きな〇でもわからなくなっていた。いつも思うことだが視力検査というものは嫌な検査で、集中力の検査のようでもある。「やっぱり眼科を受診しなければならない」と覚悟して、井後眼科に電話をしてみた。
電話に出られた年配と思われる女性の電話応対がすこぶる的を射たもので、安心して受診することができた。「大丈夫ですよ、心配なさらなくとも」と思わせてくれるような電話対応だった。
3月19日(月)、家からもまた働いている職場からも近い井後眼科を、13時半ごろに受診した。建物の2階に検査室や診察室はあったが、時間帯がよかったのか私以外には誰もいない。しばらくして待合室に案内され、簡単な説明の後、いくつかの検査が行われた。14時過ぎから、馬渡先生の診察が行われ、「白内障ですね、手術が必要だと思います」ということで「お願いいたします」で、プリウス同様に即決した。中年の小柄の美男子で、穏やかな感じのいい先生だった。
その後、待合室で師長の高木さんという名前のかなり年配の女性と、手術日などの打ち合わせ、術前術後の注意など丁寧な説明を受けた。眼内レンズを単焦点にするか多焦点にするかを迷ったが、値段もさることながら(こちらの方は、先進医療の保険でカバーされるらしいということだったが、ニッセイの担当者の話ではカバーされないらしい)乱視が混じっているので無理らしいとのこと。また単焦点の場合、近距離に焦点を合わせるべきか遠距離にすべきか、これも迷ったが、パソコンの操作や文庫本を読みたいという希望をかなえてくれそうなのは前者だろうと思って、近距離焦点をお願いした。
当初は4月10日に左眼、12日に右眼の手術予定を組んでもらっていたが、病院で手帳を見ると、13日に京都での内科学会に行くことになっていた。そこで2週間後の24日と26日に変更してもらった。また両日とも入院せず手術日に帰宅するつもりだったが、眼帯が必要なことがわかり、手術当日だけは入院することを決めた。
まず私のメガネ歴から始めることにする。
メガネを初めてかけたのは、城西中学の2年生の時だったように記憶している。久保田先生の社会科の授業で、黒板の字が見えづらくなって、自分の視力が落ちているとは思わずに「先生、字をもっと大きく書いてください」とお願いしたら、「お前の目が悪かたっが」と一蹴された。早速、メガネ屋さんで検鏡したら近眼と分かり、それ以来メガネをかけることとなった。まだメガネをかけている人が少ない年頃だったので、少なからずショックを受けたことを記憶している。
今年になって「遠くのものがぼやけて見える」というような視力の低下を自覚したので、近くのメガネ店(明視堂)で調べてもらった。係の男性に念入りに検査してもらい、「確かに左右の視力の差が大きいですが、白内障ではないようです・・・」と言われたのでそのままに放置していた。ところが運転免許の高齢者講習で視力検査があり、あの〇の欠けた部分がどの方向なのか、大きな〇でもわからなくなっていた。いつも思うことだが視力検査というものは嫌な検査で、集中力の検査のようでもある。「やっぱり眼科を受診しなければならない」と覚悟して、井後眼科に電話をしてみた。
電話に出られた年配と思われる女性の電話応対がすこぶる的を射たもので、安心して受診することができた。「大丈夫ですよ、心配なさらなくとも」と思わせてくれるような電話対応だった。
3月19日(月)、家からもまた働いている職場からも近い井後眼科を、13時半ごろに受診した。建物の2階に検査室や診察室はあったが、時間帯がよかったのか私以外には誰もいない。しばらくして待合室に案内され、簡単な説明の後、いくつかの検査が行われた。14時過ぎから、馬渡先生の診察が行われ、「白内障ですね、手術が必要だと思います」ということで「お願いいたします」で、プリウス同様に即決した。中年の小柄の美男子で、穏やかな感じのいい先生だった。
その後、待合室で師長の高木さんという名前のかなり年配の女性と、手術日などの打ち合わせ、術前術後の注意など丁寧な説明を受けた。眼内レンズを単焦点にするか多焦点にするかを迷ったが、値段もさることながら(こちらの方は、先進医療の保険でカバーされるらしいということだったが、ニッセイの担当者の話ではカバーされないらしい)乱視が混じっているので無理らしいとのこと。また単焦点の場合、近距離に焦点を合わせるべきか遠距離にすべきか、これも迷ったが、パソコンの操作や文庫本を読みたいという希望をかなえてくれそうなのは前者だろうと思って、近距離焦点をお願いした。
当初は4月10日に左眼、12日に右眼の手術予定を組んでもらっていたが、病院で手帳を見ると、13日に京都での内科学会に行くことになっていた。そこで2週間後の24日と26日に変更してもらった。また両日とも入院せず手術日に帰宅するつもりだったが、眼帯が必要なことがわかり、手術当日だけは入院することを決めた。
