Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

サラリーマン川柳コンクール(2018/06/04) 

今や5月の風物詩ともなっている、第一生命の第31回「サラリーマン川柳コンクール」のベスト10が23日に発表された。この投票様式は、まず全応募4万7559句の中から優秀100句を選び、そして優秀作10句を選ぶというものである。私も毎年、この発表を楽しみにしている。
  作品(雅号/年代/性別)
 1位『スポーツジム 車で行って チャリをこぐ』(あたまで健康追求男/60代/男性)
 2位『「ちがうだろ!」 妻が言うなら そうだろう』(そら/40代代/女性)
 3位『ノーメイク 会社入れぬ 顔認証』(北鎌倉人/50代/男性)
 4位『効率化 進めて気づく 俺が無駄』(さごじょう/30代/男性)
 5位『電子化に ついて行けずに 紙対応』(トリッキー/50代/男性)
 6位『「マジですか」 上司に使う 丁寧語』(ビート留守/70代/男性)
 7位『父からは ライン見たかと 電話来る』(アカエタカ/60代/男性)
 8位『「言っただろ!」 聞いてないけど 「すみません」』(中っ端/40代/男性)
 9位『減る記憶 それでも増える パスワード』(脳活/20代/男性)
 10位『ほらあれよ 連想ゲームに 花が咲く』(さっちゃん/50代/女性)
 全ての川柳が「そうだよねえ」とか「あるある!」と思える作品ばかりで、思わず「くすっ」と笑ってしまう。1位の句などまさにその通りで、運動する為に通っているはずのジムに車で通うという矛盾を、自虐的にかつユーモラスに詠んでいる。「あたまで健康追求男」という雅号もふるっている。
 6位の『「マジですか」 上司に使う 丁寧語』は、息子がそのような言葉遣いをしていたような気がする。
 9位の『減る記憶 それでも増える パスワード』も面白い。最近は生命保険の確認やネットを開けようとするとパスワードを要求される。先日は県医師会の会長選挙だったので、委員長の手前、県医師会のホームページから選挙に関する事項を読んでおこうと思ったのだがパスワードを思い出せなくて結局入れなかった。
 家内からは「あんたが先に死んだときには、きちんとパスワードを書いておいてもらわないと困ることになるわよ」と言われているが、まだこれも実行していない。