Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

2019年度南風病院行動計画発表会(2019/04/22) 

今年の2019年度南風病院行動計画発表会は例年より1週間ほど遅く、4月13日(土曜日午後)に県民交流センターで開催された。快晴の天気で、13時ごろに交流センターまで歩いて行くと、前庭の桜はちょっと散りかけているもののまだ花見を楽しめそうである。昨年は一週間早かったはずなのに葉桜となっていたが、今年は花冷えが続いたためかも知れない。センター内に入ると、実行委員会のメンバーをはじめ事務の人たちで設営を終わっており、準備万端整っている。
 この計画会は年度の初めに、各部門から事業(行動)計画を発表してもらい、病院スタッフ全部で情報を共有し、一丸となって目標達成を目指そうという意図のもとで開かれている。今回は390人ほどが参加してくれた。
 会場に到着後、まず名前を記載した後、ロビーの右側のポスターを観ることにした。ここには病院の各部署(メディカルチーム)が、一枚のA4の白紙に「ビジョン、スローガン、主な取り組み」についてそれぞれ工夫したイラスト付きのポスターを描いている。それぞれに観るものを楽しませてくれるポスターで、最近の若い人たちは流石だと脱帽する。一人ひとり、それぞれが一票ずつ投票して表彰することになっている。その結果は、一位が消化器検査センターの56票、二位が在宅ケアサポートの37票、三位が医療支援課の23票、四位がリハビリテーション科の18票、五位が薬剤科の16票となった。
 13時から2018年度の主な行事などを映写し、13時30分から発表会が始まった。進行は福崎さん(電話交換手)だったが、落ち着いたよく通る声である。
理事長は挨拶で、「各部門と実行事務局がよく話し合って計画してくれて、今回の発表会を楽しみにしております。今年度は南風病院として、どういうことをやっていこうとしているのかがよく分る発表会になるように希望しております」と話された。
 私は「患者と地域の信頼をもとに南風ブランドを創っていこう」というタイトルで、人にも病院にも、歴史があり、長い歴史と伝統の中で培われたものである。これは意外に大切なことで、南風病院は薩摩の地で、歴史の詰まったこの風土の中で育まれてきた。この伝統を誇りとして、日々の医療に励んでいこう。そして地域の人に信頼される南風ブランドを築いていきたい。また2週間ほど前にそれぞれの診療科のヒアリングを実施した。それぞれの診療科が当事者感覚で問題点と対策を考えてくれていること、経営改善に的を絞ると、新入院患者数の増、稼働率を上げながら重症度も30%を堅持するにはどうしたらいいか(DPCⅡ超の減など)、お互いの診療科が協力し合いながら病院全体としての収入増を考えてくれていることが分かり頼もしく思ったことなどを話した。
 その後、各診療科の行動計画発表会は前半が新原副院長、後半は小森園副院長が座長となって、おのおの3分ずつでまとめてもらった。今年は各診療科とも若手の先生方の発表が多く、よくまとまっていて前向きの発表をしていただき、この発表会の趣旨にマッチするものだった。
 また各部門の発表はわずか1分間の持ち時間しかなかったのでどうなるものかちょっと心配したが、要領よく限られた時間内で分かりやすく、時にはユーモアも交えて元気よく発表してもらった。
 16時前に新入職者47人全員が壇上に登り、代表者が決意表明を行った。最後に末永副院長の元気な決意表明に合わせて「がんばるぞ」を斉唱して今年の発表会は終わった。