Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

「すいもあまいも」相談室の回答者座談会(2019/02/28) 

土曜日の朝、マンションの裏の扉を何気なく開けたところで、高齢の女性に会釈された。「どなただったかな」と思案するも思い出せない。仕方なく「どなたさんでしたっけ」と声をかける。「いいえ、ちょっと新聞で拝見している方じゃないかと思いまして・・・私はMBC学園の短歌教室に通っておりまして」と言われる。おそらく「すいもあまいも」の私の顔写真を見ておられたのだろう。
   ところで「すいもあまいも」相談室の回答者座談会が1月25日、サンロイヤルホテルで開催された。そしてその模様が、2月24日(日曜日)の「みなさんでい」に紹介されている。  
   座談会当日は11時から1時間ほど文字通り座談会があり、12時から昼食となった。出席者は私の他にはバーバラ植村さん、長倉伯博さん、若松麗奈さんで、新聞社から重畠、有馬、渡辺の記者が出席された。東京に住んでおられる彦いち師匠は誌上参加ということになった。
   日曜日の新聞を開くと、ほぼ一面を使って当日の座談会の模様が紹介されている。それぞれの回答者のプロフィールには、生まれた年度と出身地、現職、そして趣味が書かれている。数日前に私の担当記者から「先生の趣味はなしということになっていますが、ウオーキングなどいかがですか」という電話をもらった。趣味がウオーキングというのは、まさに「趣味なし」の代名詞みたいなものだが、確かに取り立てて趣味と言えるようなものはない。
   紙面では「心掛けていること」、「回答に悩んだら」、「人生の転機」、「掲載の反応」の4項目に分けて掲載している。心掛けていることは私と同様で、相談者も読者も嫌な気持ちにならないように(若松)、どんな相談も相談者にとっては大問題で、最後には微笑んでくれたらいいなという思いで書いています(長倉)。バーバラさんは「まず英語で書いて、ローマ字にして、それを主人が読んで文章にしています」という。
   回答に悩んだら、「周囲の意見を聞いてみます(バーバラ)」は私もよく使う手である。長倉さんは「相談をもらって1,2週間、ずっと頭の中で考えて、締め切りの二日前にふと書き出します。一度声に出して読んでみて、引っかかる個所があったらそこが腑に落ちないところなので書き直します」。前段は私と違う(私は1,2日でとりあえず書いてしまう)が、後段はいいアイデアで、日本語は声に出して読んでみてスムースに流れる文章がいい文章だと思う。
   全体で2時間余りの会合だったが、楽しい集まりで、いつか機会があれば若松さんのお店も行ってみたいと思うことだった。