Blog前南風病院院長 福永秀敏先生の雑感

令和に(2019/04/02) 

新年度が始まった。
まず8時半から東棟の5階の会議室で、新入職の医師に対するオリエンテーションである。新年度の常勤医師の入職は呼吸器内科2人、糖尿病内科1人、健診科1人、放射線科1人、腎臓内科1人、の7人ある。私が「南風病院に来て感じたこと」の一部変更バージョンで10分ほど話をした。帰属意識を高く持って、わが病院と思って働いて欲しい。「郷に入っては郷に従えである」
 9時からは多喜ホールで「入職式」である。一人一人に理事長から辞令が交付された後、理事長、そして私の挨拶である。
一期一会という言葉がありますが、皆さんと一緒に仕事をできる機会を頂いたこのご縁をうれしく思います。
新入職にあたってどのような言葉を贈ろうかと考えたのですが、「他者を思いやる気持ちを持とう」と「自分の人生は自分で創ろう」という、この二つの言葉を考えました。
他者を思いやる気持ちは、患者さんを思う気持ちは当然のこと、一緒に働いている仲間のことも思いやるということです。相手の気持ちになって考える、相手はどのように思うだろうか、というように思いを致すということです。
また人にはそれぞれに生き方があります。長い人生には良かったり悪かったり、総じていうと半分半分です。新大関貴景勝関が昇進伝達式で言われた「勝って驕らず、負けて腐らず」です。謙虚に自分を見つめ直しながら、自分なりの、自分の人生を創ってください。
 そのあと、健診室で内科診察をして、11時からは新入職者研修スケジュールの「院長講話」である。11時42分ごろ、新元号の発表があり、会場にも知らされた。「令和」と聞いて、まず思い出されたのは恩師の故井形先生の奥様の名前が「れいこ」さんだったことである。仲人をしていただいたが、見るからに慎ましい方で、がんのために60代で亡くなられたのは痛恨の極みだった。ただ令は、玲だったように思うが定かでない。講話では肩に力の要らないような話を一時間ほどした。
 昼からは難病相談・支援センターである。
 ここでも簡単な挨拶を頼まれていた。県庁内部の定期異動で3人の交代があった。
 このセンターが開所したのが2011年10月でしたので、8年目を迎えることになります。
「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」という漢詩がありますが、毎年異動で多くの方を迎えてきました。幸いにもこのセンター、人材に恵まれまして、スタッフ一人一人が県下の難病患者さんの不安に真摯に向き合い、患者さんのや心のよりどころとしての機能を充分に発揮してきたように思います。今年も有能な新しい人材を得て、ますます発展するのではないかと楽しみにしております。宜しくお願い致します。
 そのあと、二人の医療相談を行った。